2016年07月25日のつぶやき
- 2016.07.26 Tuesday
- 02:30
- -
- -
- -
あなたが怒ると、周りの人は怒り、怯え、苛立ち、悲しむ
- 2016.07.25 Monday
- 12:33
最近、取材中に「なるほどなぁ」と深く頷いたのが、怒りの感情は周りへ4種類のマイナスな感情を伝播させるって説でした。
怒りは、怒りか、怯えか、苛立ちか、悲しみに変わって、伝わっていくというのです。
例えば、この間、久しぶりに朝のラッシュアワーの地下鉄に乗り込んだら、こんなことがありました。
とある乗客の女性がプンスカしています。
どうやら乗車時に前にいる年配の女性の傘がぶつかり、スマホからつないでいるイヤホンが引っ張られ、あたふたした模様。
ぶつかった側からの謝罪はなく、しれっとしているようでした。
そして、ぶつかられた女性は電車の揺れを利用しつつ、相手をカバンでぐいぐい押しております。
うーん、東京砂漠。
で、周囲には彼女の怒りの感情がじわっと漏れてきていました。
見ている僕は、悲しい気持ちになり、たぶん、仕返しされている年配の女性は怯えか、苛立ちか、さらなる怒りを感じていたことでしょう。
とまあ、こんな感じで感情は伝播する、と。
だから、喜びの感情を乗せて生活しましょうよ!
喜びを伝播させると、喜びが返ってきます!
という自己啓発の王道とも言える話でもあるわけですが…。
そんな取材を山ほどしながら、今もまだ素直には頷けない斜に構えた自分もまだ心のどこかに生息しています。
しかし、最近は一周回って、正解だなと深く頷けるようにもなってきました。
とはいえ、ぶつかられて、イヤホンコードが引っ張られ、スマホがびょーんとなった直後に、喜びの感情を全面に押し出せるか? というと、これは甚だ疑問なわけで。
朝から、マジでスリリング! ありがとう! とかでしょうか。
うーん、偽善的。
じゃあ、どうしたらいいもんか?
別の方を取材中に出てきた打開策は、マイナス感情になりそうなところへ近づかない、という策。
ラッシュアワーで怒りの感情にさいなまれるくらいなら、ラッシュの電車に乗らない。
つまり、職場の近くに引っ越すか、早起きして通勤時間を前倒しにするか、いっそ混まないを基準に転職するかなどしたまえ、と。
ハードル高えアドバイスだなぁと思う一方で、これまたありだなと思ってしまったわけです。
実際、自分を振り返れば、毎日朝早く起きたくない、毎日同じ場所に行きたくないという優先順位が職業選択に与えた影響は大きいわけで。
しんどかったら離れてしまえ説には、それがかなり突き放した内容でもどこか納得してしまうところがあるのです。
とかなんとか、今月来月と脳内のポジティブモードを前のめり気味に稼働させて、読んだだけで、喜びの感情となるような書籍を制作しております。
2016年07月20日のつぶやき
- 2016.07.21 Thursday
- 02:30
- -
- -
- -
暮らしの立て方を聞いて、書く
- 2016.07.20 Wednesday
- 02:02
結局、立川駅前で握手した芥川賞作家さんに1票を投じたものの、なんだかよくわからないスポーツの人が当選し、組織票というものの向こう側にある営みを改めて意識させる参院選でした。
とはいえ、そのモヤモヤは夜の池上彰さんのツッコミに「やれやれー」と心躍らせることで、少しは晴れていく程度のものだったりもします。
今回の当選議員プロフィールもえらいおもしろかったですね。
あの文字数を繰り出すために、データを取捨選択しているスタッフさんは本当にいい仕事しているなぁと。
いっそ、誰が当選してもモヤモヤしそうな都知事選の後も特番やってくれたらいいのに。
と、早めに夏休みを取ってしまったので、あとはもう残暑をすぎる頃まで突っ走るように原稿を生産し続けるスケジュールになっているわけですが、ここ数週間の取材などを振り返ると、最も突き抜けていたのはアルピニスト野口健さんの子育てエピソードであり、最も大笑いしたのは関根勤さんの全力で取り組むおふざけであり、最も共感したのはカメラマン阿部昌也さんの仕事に臨む姿勢でありました。
営みの築き方は人それぞれで、本当に正しさとか、正解はどこにもありません。
僕はと言えば、聞いて、書く。聞いて、書く。を繰り返して、なんとかここまでやってこれました。
不思議なものです。
だからスポーツの人のセカンドキャリアをとやかく言う必要もないのかもしれません。
そこにも営みがあるのです。
2016年07月10日のつぶやき
- 2016.07.11 Monday
- 02:30
- -
- -
- -
次は網走番外地の網走か、海の向うに樺太を見てみたい
- 2016.07.10 Sunday
- 08:20
過日の家庭内ミーティングの結果、7月後半から8月はどう考えても無理だ! いや、9月も危ういぞ!
という話になり、早めに夏休みを取らせていただきました。
青森のひいばあちゃんと会った後、そのまま北海道新幹線で北上。
道南をレンタカーでぐるぐるする旅行です。
しかし、北海道は札幌と小樽と旭川動物園しか行ったことのない私、距離感をなめてました。
相方さん(札幌育ち)が旅の計画中、「うーん、ちょっと無理かな」と首をひねっているのを横目に、気軽な感じで「大丈夫じゃない」とか言っていたわけですけども、いざハンドルを握り、カーナビを操作してみると、ええ? こんだけ走るのか、と。
広いね、北海道。「水曜どうでしょう」で見ているだけじゃわからない。
でも、道は真っ直ぐだし、緑はうるわしいし、風はさわやかだし、信号はめちゃくちゃ少ないし、随所においしいものが売ってるし、ドライブには最高の環境でもあります。
(息子氏の「まだ?」「もう着かない?」「降りたい」攻撃には辟易としましたが…もちろん、彼の気持ちもよくわかりますけど)
そこで思い起こしたのが、相方さんと出会った頃のこと。
軽井沢へドライブデートへ行ったものの、あまり盛り上がらず。
初夏、さわやか、おいしいもの、運転手付き。
このコンボで、なぜ盛り上がりに欠けるのだ…と自信を持っての鉄板コースが打ち砕かれました。
長野方面に出かけると、たまに「あれはなんだったんだ?」と思い出していたのですが(男はしつこい…)、この旅行で納得です。
スケール、クオリティともにでっかい版が、北海道にありました。
道南の一部だけでこれなんですから、子供の頃、あちこちをドライブして回った相方さんにとって、初夏、さわやか、おいしいものの基準がより高いポジションにあるのは当たり前ですね。
函館で幕末、明治の歴史に触れて、ジャンクなラッキーピエロを楽しみ、沼と呼ぶにはかなり抵抗のある大沼、小沼に触れながらだんご食べて、牧場が連なる国道を走ってソフトクリームを舐め、羊蹄山を眺めながら、ビール。
この羊蹄山がまた、いいフォルムなんですよ。
でも、夏はシーズンオフらしく泊まった宿にはチャリダー軍団(ニセコクラシックというレースがあるそうで)が目立つくらいで、大浴場もガラガラ。
息子氏は露天風呂を気に入ったようで、3回くらいリピートしてました。
あー、もう2泊くらいしたかった。
2016年07月03日のつぶやき
- 2016.07.04 Monday
- 02:30
- -
- -
- -
その日、投票所に行って、誰かに入れられることの重み
- 2016.07.03 Sunday
- 23:48
選挙ポスターが貼り出されておりまして、支持政党なしってまるで、とりあえずビールみたいだなと思ったりしております。
爽やか笑顔の背の高い人は波平さんみたいな人とともに嫌だな、なんクリ世代よりはちょい下なんですが、今回は元長野県知事さんかなーと思っておりました。
でもね、街頭演説を聞いちゃったんですよ。
選挙フェス? ああ、ううーんと防衛反応が出てしまったんですが、聞いちゃったら、7割方共感です。
韻を踏まれて、心動いちゃいました。
しかも、ディエゴ・マラドーナが好きだって言うじゃないですか。
7人抜いてゴール決めてもらいたい、と。
そんな気持ちになってしまったわけです。