動けば道は開けていく

  • 2016.03.29 Tuesday
  • 22:38
先日、長野県は長野市の信州新町に行ってきました。
都会生まれ、都会育ちの不動産販売会社の営業マンが、40代半ばで羊飼いに転身された、と。
しかも、育てている羊は日本ではめずらしいサフォーク種という肉食用。
信州新町は、この肉綿羊を前面に押し出し、まちおこしをしていて、ジンギスカン街道もあるのだとか。
興味津々、ぜひ取材に行きたいないなぁ。
と思っていたら、編集部からゴーサインが出て、うれしいかぎり。

犀川の流れを見下ろし、遠くに北アルプスが望める牧場は大変気持ち良く、季節外れの雪が降ったりやんだりのなか、「めーめー」と啼くサフォーク種の羊さんたち。
顔が黒くて、これは「ひつじのショーン」じゃありませんか。
ショーンは食用だったのか…と複雑な気持ちに。健気すぎる。

インタビューにはじつに丁寧に対応していただき、40代からでも劇的に人生を変えることができるのだと勇気をもらいました。
来月発売の「BIGtomorrow」の「会社に頼らない強い生き方」にて。
この連載の取材をしていて何度となく思うのは、人生の舵を大きく切るとき、やはりパートナーの存在はとても大きなものだということ。
やっちゃおうかどうしようか迷っているとき、ぽんっと背中を押す人がいるかいないかは、決断を大きく左右します。
羊飼いとなった今回のインタビューイが思い切れたのもまた、40代になってから出会ったパートナーの陽気なひと言があったからこそ。
その気持ちに報いたいと自分で厩舎を建て、羊を飼い、地域に役立ちながら生きていく道を探っているという。
そんな話をうかがいながら、オススメのジンギスカンの店でサフォーク種をいただくという取材後のひととき。
ショーンたちのお肉はじつにコクがあり、おいしゅうございました。

2016年03月22日のつぶやき

  • 2016.03.23 Wednesday
  • 02:40
15:26
ギネス飲みながら鉄道眺めたい…。いいなぁ。ホームでパブ飲みできる駅に、なんとコタツが出ていた - デイリーポータルZ https://t.co/gfGUGcR2jm
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    彼はいつも迷うことなく飛び込んできます

    • 2016.03.17 Thursday
    • 10:24
    昨日は、さまよう原稿難民となり、御徒町近辺を歩きながら、これはいったい何なのだろうなと思っていたのでありました。

    息子氏が発熱。
    当然、保育園はお休みです。
    ここで父母どちからが仕事を休んで家にいられれば、それでまあ、大きな問題は生じませんよね。
    熱出て不機嫌だったり、薬の影響でやたら機嫌よくなったりする息子といちゃいちゃ、イライラ、ニヤニヤしながら過ごせばいいわけです。

    しかし、父母ともに相当量の仕事を処理しなければいけない日の前夜に突然(発熱はいつも突然に、ですけど)、前触れもなく熱が出るとこれはなかなか調整が難しい事態となります。
    夜中ですから仕事の仲間たちに時間の変更をお願いすることなども難しく、ましてや社員として先様のある仕事をしている妻はスケジュール調整そのものが無理な場面も多々あるわけです。

    ここで我が家の場合、選択肢は病児保育センターへ連れて行くか、在宅での病児保育を行ってくれるシッターさんをお願いするか、となります。
    かかるコストはこの際、度外視です。
    昨日はシッターさんをお願いしました。
    大変、ありがたいサービスです。

    でも、ルールとして家の中に親が残っていることは認められません。
    シッターさんがやってきたら状態を伝え、衣食に関するもろもろと緊急時に関するもろもろを引き継ぎ、「よろしくお願いします」です。
    つまり、家の一角に仕事部屋がある父はどこかへ出て、かちゃかちゃしなければいけません。
    幸い日中は書きかけの書籍の原稿をコツコツ進めればOKだったので、PCと資料をカバンに詰めて準備は整いました。

    しかし、2歳7ヶ月が間近な息子氏はけっこうな会話力になっています。
    かっかが会社に行き、次にとっとが仕事に行き、その間、シッターさんが自分と一緒にいてくれると理解はしたものの、熱もありますし、嫌だーと泣き始めます(ここで泣かずにいってらっしゃい〜だったら、それはそれで、あれですが)。
    向き合っているといつまでもきりがなく、つらいのでそそくさと「ばいばい」「夕方には帰ってくるよ」と言って外に出ました。

    その後は定期的にシッターさんから様子を伝える連絡があります。
    泣いていた息子氏はすぐに泣き止み、たくさん食べ、たくさん遊び、ご機嫌のようでした。
    プロはすごいなぁ、その様子を見ていたかったなぁ、などと都合のいいことを思いながら、喫茶店から喫茶店へと歩いていきます。

    今、書いている原稿は熱を出した息子氏をプロに頼んでまで書き進める意味のあるものか。
    途中、そんな考えが頭をよぎります。

    これは自分に酔ったバカな考えです。
    プロに頼んで出た以上、こちらもプロとして価値ある原稿に仕上げるのが、息子氏に対する仁義でもあるはずだ。
    そう思うと腹落ちしたのですが、無駄に自分に対してハードルを上がることになりました。
    困ったもんです。

    それでもいくつかの喫茶店をはしごする形で、原稿は書こうと決めていた量まで整いました。
    編集さんのお眼鏡にかない、読者さんの役に立つものになっていることを願いつつ、PCを閉じて家路を急ぎます。
    息子氏は、拍子抜けするくらいシッターさんと仲良くなっていて、歌いながら踊ってました。
    こちらに気づくと、止まることを一切考慮しないスピードで駆け寄ってきます。
    どしんと受け止めるたび、俺の人生、すごいことになってきてんな、と思うのです。

    2016年03月16日のつぶやき

    • 2016.03.17 Thursday
    • 02:40
    07:46
    開け閉め、開け閉め https://t.co/qYXXRflFPh #jugem_blog
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      開け閉め、開け閉め

      • 2016.03.16 Wednesday
      • 07:46
      毎日、箱を潰し、潰したかと思うと新たな物資の入った箱が届く。
      そんなことを繰り返している花冷え、寒の戻りの今日このごろ。
      息子氏が風邪を引き、保育園をお休み。
      家で原稿デーのはずが、かなり長時間いちゃいちゃする展開となりました。
      しかしまあ、38度台でもそこそこ元気ですよね。彼らは。
      結果、本日進めるはずだった仕事の進捗度合いは30%に届かないくらいですが、人生においては悪くない1日だったか、と。





       

      2016年03月08日のつぶやき

      • 2016.03.09 Wednesday
      • 02:41
      13:10
      リビングZONEとサッカーZONE https://t.co/1jooox3pV5 #jugem_blog
      13:40
      取材の楽しさってこういうこと。と、思い出せてくれる記事でした。ラーメンの麺に入っている「かんすい」ってなに? - デイリーポータルZ https://t.co/srEe1ueAcE
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        リビングZONEとサッカーZONE

        • 2016.03.08 Tuesday
        • 13:10
        本日、引越し屋さんにダンボール箱を引き取りに来てもらい、なんとか今月中には家の中が落ち着きそうな気配です。
        しかし、デスクを買い換えることにした仕事部屋はまだまだ手付かず状態。
        大物の配役が決まらないと予算が集まらず、企画が動かないように、デスクが部屋に安定感を与えてくれないと資料箱や引き出しなどの落ち着き先も定まりません。
        というわけで、ここのところ原稿は全部リビングの食卓テーブルの上で書いています。
        これが意外と悪くないもんで、片付けめんどくさいという気持ちも相まって、仕事部屋の整理が進まないという…。
        でも、子どもがリビングで勉強すると成績上がる説もありますし、大人が原稿書いてもいい効果あるかもしれませんよね。

        と、そんなこんなで毎日ジャージ着て、片付け&原稿書きだったんですが、昨日は一転、ヒルズの毛利庭園側の店でランチしながらインタビューというあか抜けた取材でした。
        媒体は「サッカーマガジンZONE」。
        構成を担当している広瀬一郎さんの連載「世界一わかりやすいフットボールビジネス」のコーナーです。
        次回のテーマは、FIFA新会長が行うべきこと。
        会長の顔は変わっても、FIFA汚職問題の根本については誰も指摘しない、と。
        スポーツビジネスの真髄を知る広瀬さんだからこそ切り口は、かなり刺激的かつ、ほんの10行くらいで問題の本質が見えてくる爽快なものでした。

        で、こちらは発売中の「サッカーマガジンZONE」最新号です。
        この数試合の結果を受けて、江橋よしのりさんの書いた澤さんと宮間さんのキャプテン論を読むと、胸の奥がスースーしてきます。
        又吉さん、大ブレイク前に一度、インタビューしたことがありますけれども、十二分にかっこいいフェイスなんですよ。
        しかし、玉田さんと並ぶと面長感が。
        W杯でブラジルからゴールを決めたレフティは、どんだけ顔小さいんだろうか。

        2016年03月04日のつぶやき

        • 2016.03.05 Saturday
        • 02:41
        10:18
        新しい住まいは園児たちの声が聞こえて、元気が出ます https://t.co/1zUEwNE2XY #jugem_blog
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          新しい住まいは園児たちの声が聞こえて、元気が出ます

          • 2016.03.04 Friday
          • 10:18
          引越しが終わりました。
          いいえ、正確には人と荷物がA地点からB地点に移動しました。
          箱で部屋がごった返しています。
          息子氏の居住空間が広くなった分、仕事部屋はサイズダウンしたため、一旦、箱詰めした本や資料たちをどこへしまえばいいのか、途方に暮れて、そのままダンボールで積んであります。
          そして、目の前の締め切りを片付けるうちに数日過ぎるのでしょう。
          ふぅ、ひとまず入稿したぞ、と思った後、ダンボールを開封する気持ちを高められるのか。
          それが問題です。

          つまり、引越しは終わっていません。
          箱を開け、中身を所定の位置に収め、生活がくるくると回り始めた日が引越し完了日です。
          遠いなぁ。遠いなぁ。遠いなぁ。
          電動歯ブラシどこにしまったのかなぁ…。

          でも、ネットの設定は年々簡単になっていますね。
          昔は呪文みたいな入力をいっぱい重ねて、ひぃいいっとなっていましたが、今回は室内に引き込まれた回線口にLANケーブルを差し込み、無線ルーターとつないで終了。
          快適にWiFi環境が整いました。
          無線の電波、荷物も片付けてくれたらいいのに。
          今月もたくさん更新していきたいと思っています。

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