2014年03月30日のつぶやき

  • 2014.03.31 Monday
  • 03:00
22:59
乗っけずにいたかったのです http://t.co/ITmOYsJRqF #jugem_blog
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    乗っけずにいたかったのです

    • 2014.03.30 Sunday
    • 22:59
    消費税が8%になるその前に、ブログを駆け込み更新しておきたいと思います。
    なぜなら、駆け込み消費をしたからです。

    長らく頭の鉢が大きいことに悩まされてきました。
    我ながら堂々たるデカ頭だと自負しています。
    脳みそがいっぱい入っているのだと思えば、悪い気もしません。
    まあ、頭蓋ががっしりしているだけだと思いますが。
     
    そんなお鉢ながらも、帽子をうまいこと被りこなしたいなと思ったことは何度もあるんです。
    でも、うまくいきませんでした。
    たいていの帽子は狭すぎて被るというよりも、載せるといった状態になってしまいます。
    人よりも広い額の上にちょこんと乗っかり、顔をより大きく見せてしまうのです。
    まあ、それでも自信を持って被ってしまえば、いいではないか。
    そういう意見もありますが、ぐいっと無理やり頭を押し込めると、ぎゅうぎゅう詰まって、孫悟空の頭の輪的な罰ゲーム感が漂います。
    おしゃれは我慢とは言うものの、それは似合ってこそのコストでしょう。
    僕が欲しいのは帽子であって、冠ではありませんから、鏡を見てはがっかりしてきたのです。
    それが今日、いわゆる今時な帽子の専門店の大きなサイズコーナーで、するりとまでいかないものの、無理せず収まる相棒と出会いました。
    紺色の帽子です。
    頭に乗っかることもなく、いい具合にカポッとはまります。
    こいつはいい。いいに違いない。
    レジへ行き、会計を済ませ、いい気になって「被って帰ります」と告げました。
    大人になってからの初帽子です。
    店を出る時、店員さんが「バッチリじゃないですか」と送り出してくれました。

    歩きながらちらちらとショーウィンドウが気になります。
    帽子に合せるなら、どんな服?
    春がやってきました。
     
    ちなみに、山口百恵さんの「蒼い時」、読み終わりました。
    何か感想を書きたいと思いながら、うまく切れ込めずいます。

    2014年03月06日のつぶやき

    • 2014.03.07 Friday
    • 03:01
    18:46
    「蒼い時」を読んでみた、その1 http://t.co/oEG4XkrzHd #jugem_blog
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      「蒼い時」を読んでみた、その1

      • 2014.03.06 Thursday
      • 18:46
      山口百恵さんの「蒼い時」を読んでみた。
      ではなく、読んでいる途中なのですが……。
      びっくりしました。
      文章がめちゃくちゃうまいんですよ!

      例えば、こんなふとした描写。
      『海に目を移した。
      人の命をあまりにたやすく滅ぼした海は、それでも穏やかだった。
      深い色に大きくうねりを繰り返していた。
      何も変わることはなかった。
      そんな海を私は愛した。海に向かうと、私はいつでも無垢な心に戻れるような気がした。』

      膝を抱えながら砂浜に座る百恵さんが、薄曇りの空を映す海を眺めている。
      そんな情景が浮かんできちゃうじゃないですか。
      マジか、21歳。
      本当に書き下ろしなの? と思ってしまうこちらを戒めるように、巻末には手書きの原稿用紙をそのまま印刷したあとがきが掲載されています。

      この本を書くために作った山口百恵という名入りの原稿用紙。
      浅草の満寿屋さんでしょうか。銀座の鳩居堂でしょうか。
      万年筆で升目いっぱいに書かれた文字は力強く、文章は簡潔。
      こりゃ自分じゃなきゃ記せない内容だよな…だとしたら、本当に書き下ろしなのかな。
       
      と、未だにライター問題を気にしているわけですが、本そのものの内容は平成に入ってから出版された幾多のタレント本以上に濃厚です。
      出生、母、父、仕事、性、恋、結婚、引退、マスコミ。
      ブログもSNSも写真週刊誌もない時代にトップスターがここまで書いちゃったら、そりゃ口コミでどんどん売れるはずです。

      例えば、取材に対する冷静な観察。

      『「ひと夏の経験」を歌っていた時期が大人たちのさわぎのピークだった。インタビューを受ければ十社のうち八〜九社までの人間が必ず、口唇の端に薄い笑いをうかべながら上目づかいで私を見て、聞くのだった。
      「女の子の一番大切なものって何だと思いますか」
       私の困惑する様を見たいのか。
      「処女です」、とでも答えて欲しいのだろうか。私は全て「まごころ」という一言で押し通した。』

      かっこいいぜ、百恵ちゃん。
      と痺れてしまうのだから、これはやっぱり演出なのかな…。
      揺れ動きながら読み進める楽しさよ。

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