人を楽しくできる人のところに人は集まる
- 2012.01.31 Tuesday
- 12:09
東京に雪が積もったのもこう1週間前のこと。
けっこうな充実っぷり(とあえて言おう)で、あっという間に過ぎていきました。
携わっている書籍の山場へ向かってモニタと見つめ合う合間に、インタビューをいくつか。
某大企業の経営陣が語るワーク・ライフ・バランス充実のための施策とその目的などという、内心、非常に思うところのあるお話を聞かせてもらい(何を思ったかは自主規制)、幸せってなんだろうね…と考えながら、移動。
雪の残る街でコロッケさんの撮影&インタビュー。
お母さん、お姉さんと過ごした少年期を中心に書かれた新著「あおいくま」についてもお聞きすつつ、モノマネ界の勃興を支えてきたベテランの仕事観をじっくり。
「いまは当たり前のことをちゃんとやる人が減ってきた。
だから、当たり前をちゃんとやる人になるだけで、抜きん出ることができるチャンスだよ」
その後、ひきこもる4日間がありまして、昨夜は「DIME」さんの新年会。
カーツ佐藤さんのビンゴ大会の見事な司会っぷりにしびれました。
幸運にも的中したのですが、もらった商品はiPadカバー…。
持ってないよ。iPad。
囲炉裏セットを当てたライターさん、うらやましかったなー。
自宅で炭火焼大会できちゃうんですよ。絶対、自分じゃ買わないし。
そんなこんなで1月も過ぎゆくわけですね。
本日は原稿書きデー。
大きな山を越えたいところ。
ユーロとスタバと恋の話
- 2012.01.24 Tuesday
- 23:53
先日、ラッキーなことに浜矩子先生の雑誌連載をお手伝いすることになり、初インタビューへ。
メディアに出る写真はキリリと引き締まった表情が多く、うかつな質問をしようものなら、「あなた、そんなことも知らないの!」とお叱りを受けてしまうのではないかとビビっていたのですが…。
実際にお会いしてみると、飄々と爽やかでキュートな方でした。
しかし、一旦、取材のテーマだったユーロ危機について語り始めると、論旨は明快で刺激的。
即、見出しになっちゃいそうなキーワードもぽんぽこ出てきます。
こりゃ、新書もばんばか売れるはずです。
今月から毎月1回、先生から少人数レッスンを受けられるわけで、ライターっつうのはお得な職業ですな。
その後、編集さんと別件の打ち合わせを済ませ、大手町の丸ノ内線の改札前にあるスタバへ。
カバンからパソコンを引っ張り出して、ただいま鋭意製作中の仕事を進めていたのですが、隣に座る高校生の会話が不可思議で(笑)。
「あんた、よくすぐに人を好きになれるよね」
「うん」
「うらやましいわー」
「なんで? 好きな人いないの?」
「そんなに簡単にできないでしょ」
「いいなーって思う人はすぐみつかるじゃん」
「それ、才能だよ。うちはそんなことないもん」
「そんなことないって」
「いや、絶対。あんた、次女でしょ?」
「え、そうだけど」
「ほらね、うち、長女だから」
「関係あるの?」
「◯◯(友だちかな?)もすぐに好きな人みつかるじゃん」
「うん」
「あの子も次女だもん」
「偶然でしょ」
「いや、絶対、次女の才能。長女にはないの」
「そっかなー」
どうなんですか? 全国の大人になった長女のみなさま。
心当たりはありますかね?
警察ミステリー
- 2012.01.23 Monday
- 01:01
明日から3日間で取材4発。
その間も原稿は粛々と進めたい。
忙中の安らぎは、移動中に読み進めている堂場瞬一さんの警視庁追跡捜査係シリーズの新刊「策謀」。
痛々しい殺害の現場から話はNPO法人へと飛び、この先、どうなるの? と続きが読みたいけど、我慢。
明後日の取材はほどよく遠くなので、その時、読もう。
河の向こうへの渡し船
- 2012.01.17 Tuesday
- 13:22
打ち合わせからの、取材からの、打ち合わせからの、打ち合わせ。
と、そんなふうに過ぎていった月曜日。
コーヒー、日本茶、コーヒー&ケーキ、日本茶でたぷたぷでした。
取材は「DIME」さん連載の「5分間会計学」でした。
会計士・山田真哉さんが大いに語り、僕は原稿をせっせとまとめ、漫画家さんがステキな4コマを描き上げ、編集さんがフィニッシュアップするという分業制。
現在、発売中の「DIME」に連載2回目が掲載中ですので、ぜひ、よろしくお願いします。
そして、取材の終わりに山田さんから新刊「経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書」を頂戴しました。ありがとうございます!
ただいま前半を読了。
外国の通貨である宋銭がいかに日本へ根付いていったのかの話がダイナミックで、わくわく。
この先も読みたいのですが、ひとまず原稿書かなきゃなので中断中。
食後の休憩時にゆっくり楽しみたいと思っております。
そして、もうひとつお知らせ。
昨日発売の「週刊プレイボーイ」の特集「20代のためのビジネス書 最新定番」をお手伝いしました。
千田琢哉さん、岡村聡さん、土井英司さんというビジネス書界のヒットメーカーのお話は、目からうろこ。特に、千田さんの「読者が求めているもの」への視点は衝撃的でした。
山田さんの新刊もそうですが、作家さんとライターと編集者。それぞれの間には、対岸が見えるけれどもなかなか渡ることのできない大きな河が流れているのです。
今回、原稿に書き切れなかった幾多のエピソードは、むしろ各出版社の書籍編集部で「あんま作りたくないんだけど、配属されたから〜」というテンションで仕事をしている編集さんにお届けしたい気持ち。
週プレでお仕事させてもらったのは十数年ぶり。
発売日が待ち遠しくて、夜中のコンビに行っちゃったのはないしょです。
一種独特の前向きオーラ
- 2012.01.10 Tuesday
- 19:00
先日、年末のバタバタの間に沸き起こった気の迷いから、ちょっとした少人数のセミナーを予約してしまい、いまさら断るのも悪いかと思い、参加してきました。
講師の方の話は既知のこと半分、未知のこと半分でなかなか楽しく、それなりにいい時間を過ごしたわけなんですが……。
会場から駅までの帰りの道すがら、隣の席に座っていた方がやたらと積極的にアプローチしてきます。
ほぼ同い年の男性からナンパされるいわれないのですが、妙にはきはき明るいトークに巻き込まれ、気づけば翌日、お茶をする約束に(笑)。
これはきっとあれだなとピンときていたわけですが、たまには巻き込まれてみるのもおもしろいかも、と待ち合わせ場所へ。
世代が近いので過去の日本代表の試合の話やら、趣味の話でひと盛り上がりし、なんとなく茶飲み友達的な空気になってきた頃、やってきました、ビジネスのお話が。
聞けば、かつてオカンが大量にサプリを買って散財したネットワークビジネスとのこと。
しかし、2年前から始めたという目の前の男性にとっては残念なことに、こちとら、オカンにもろもろを売っていたディストリビューターを追っ払うため、けっこうな量の勉強をしてきました。
そんなわけで、そのビジネスには興味がないのです。
むしろ、嫌いです。
と、きっぱり。
しかしまあ、彼は落ち込むでもなく、険悪になるでもなく、韓国へネットワークを広げる算段について語ってくれたりと、最近のディストリビューター事情について聞かせてくれました。
結果から言えば、楽しい1時間ほどを過ごしたわけですが、みなさまもどうぞお気をつけくださいまし。
あけましておめでとうございます
- 2012.01.07 Saturday
- 11:57
遅ればせながらの新年のご挨拶。
いまだ2012年カレンダーも入手していない残念な年明けではありますが、みなさま、今年もよろしくお願いいたします。
じゃっかんのボヤキ節ではありますが、
「原稿は年明けで大丈夫です」の依頼メールと
年末にデザイナーから直送されるレイアウトによって、
ライターは年末年始もけっこう稼働しておりました。
元旦から昨日までに入稿したインタビューが7本。
幸先の良いスタートではないですか!
(と、誰もがネット上では仕事熱心ぶりを示したがる…)
また、昨日は宇都宮へ年明け初取材。
行きは資料を読みながら東北本線で。
帰りは原稿書きながら新幹線で。
まるでやり手のビジネスパーソンのようではないですか。
しかし、北関東の冷気は東京の比ではありませんでした。
ヒートテックよ、ありがとう。
帰宅後は、江角マキコさんがJTのユニを着て、20年ぶりのバレーボールに興じる姿を横目に見つつ、晩飯をかっこみ、夜更けまで作業。
なんとか目星のついたところで離脱し、人型の化石にお湯をかけたら、ほぐれてきて自分になるという不可解な夢を見た後、起床。
寝ている間にきていたメールに対応していると、すでにお昼か。
いい天気だが、今日は別件を進めておくべきだろうな。
でも、カレンダーも欲しいし、髪も切りたいし、バーゲンもまだ行ってないし、高校サッカーも見たいぞ、といろんなことを思う昼さがりなのでした。