最近、炎天下の下で考えていること

  • 2010.07.30 Friday
  • 12:21
7京円ってもうなんだか想像しようにない世界だなー。
なんてことを思いつつ、資料本をちらちら。
やっぱ、金がたくさん欲しい人は、金を扱う仕事に行くべきだね。
というようなことを今の進路相談では教えているのだろうか。
いまのところ、僕が見たことのある現ナマの最高額は1000万円ちょっと。
(あ、宝くじセンターで3億円の重さ実感みたいなことはやったことあります。取材で)
そんな人が、森三中のキャッツアイに背中を押されて買ったtotoBIGが的中したりしたら、性格もなにも変わってしまうのだろうか。
でも、6億円なら使い方にそれなりの想像がつくよね。
家買って、庭にフットサル場作って……。

キュンは腕の先から肩の方へ駆け上がってくる。
あれです。
少女漫画的古典で言えば、先輩に頭ぽんぽんとかされて、やってくるキュンのことです。
今までの漫画やらドラマやらの描写で見るかぎり、キュンは頭上から胸、ないしは胸から頭上にかけて起きるものかと思っていたのですが、最近、読んだ本に実体験として「キュンは腕の先から肩の方へ駆け上がってくる」とありました。
幸せのソニックウェーブが腕を走る。
でもって、キュンキュンするのだそう。
そうなのか。そうなのか。
実際のところ、どうなんだろうと周りの人に聞いてみたいのだけれど。
「最近、キュンとした?」
って、酒の席でも切り出しにくいなぁ。

その金網の向こう

  • 2010.07.26 Monday
  • 22:05
100726_1624~001.jpg
狛江に住んでいた頃、何度も前を通っては“中に入ってみたいなー”と思っていた世田谷ベースにお邪魔してきました。

4媒体合同取材とはいえ、憧れの所ジョージさんのインタビュー。しかも、記者のひとりは何度となく映画誌で原稿を読んできた轟さん。所さんもにこやかに語ってくださって、良き現場でありました。

しかし、世田谷ベース。外にはいかすクルマがずらりと並び、中に入ればどこを見ても視界に“これなんですか?”と聞きたくなるアイテムが。居心地のいいことこの上なしでした。

取材後、編集Hさんとアルプスで打ち合わせ。夏の新作だというビールゼリー? でカンパイ。意外に苦味があって新鮮な味でした。

個人的な臨界点は32、33度

  • 2010.07.22 Thursday
  • 12:33
外回り系の仕事のみなさま、現場系の仕事のみなさま、本当にお疲れさまです。
昨日は仕事やらなんやらで永福町、明大前、調布、池袋、有楽町をぐるり。
とくに正午前後に動き回った永福町、明大前、調布では、風景がゆらゆらしてました。
自販機もない、コンビニもない、日陰のある軒先は他人のお家の門の中という高級住宅街は、真夏の東京砂漠です。
遭難は大げさでも、熱中症は炎天下でのサッカーよりも身近に感じました。
みなさまもご自愛ください。

所は変わり、引越し後の仕事部屋。
窓から公園の木々が見えて気に入っていたのですが、正午以降、夕方まで順調に日が当たるんですよ。
猛暑がくるまでは、まあ、窓をあけたら風も抜けるから大丈夫だろ……と思っていたら、やっぱ外気温が35度近いと全然ダメですな。
エアコンナシの室温はぐんぐん上がり、扇風機ではどうにもならぬ暑さで、原稿なんて書けやしません(笑)。頭ぼーっとしてます。

仕方ないから家電屋に行ってこうようか。
つい一昨日、寝室用のエアコン発注したばっかなのになぁ。
なんか悔しいけど、週間予報みたら35度前後のまま8月へ突入するみたいだし…。
ぐだぐだですんません。
しかし、なんでこんなに暑いんでしょうか。

週刊「東洋経済」に出ています

  • 2010.07.20 Tuesday
  • 13:42
本日発売の「週刊東洋経済」の特集は“不眠・うつ”
パート1からパート3まで、40ページ近い大特集です。
メジャー誌の特集がメンタルヘルスとは、しんどい時代でありますね。

でもって、ライター佐口、そんな大特集の一角にて「ぼくのオカンがうつになった。」の原作者としてインタビュー取材に答えております。

見出しは「うつ病の母親を持つ青年がカウンセリングを勉強中」。
(ライターHさん、あっち飛び、こっち飛びの話をきれいにまとめてくださってありがとうございます)
受講中の産業カウンセラー講座のことが中心のまとめになってましたが、まさに昨日、丸1日実習だったんで、個人的にシンクロ度の高い記事だったり。傾聴は奥深いっす。

ちなみに、見出しの「青年」の文字を見て、相方が「青年!?(笑)」と吹き出したのは心のタンスにしまっておきます。
本を手に持っての写真も付いてて、これで「ぼくのオカンがうつになった。」を手に取ってくれる人が増えたらうれしいなぁと思ったり。東洋経済、よろしくお願いします。



美女との遭遇

  • 2010.07.19 Monday
  • 22:57
過日、8月公開の映画「東京島」主演の木村多江さんのインタビューに行ってきました。
40分の取材で撮影&インタビューという予定。
ところが、なぜか30分だ! と勘違いしたわたくし、きっちり時間内で切り上げたぜ、ふーっと一息ついた途端、編集Oさんから「早かったですね」と言われ、がく然。
なんと、5分ほど余しての終了したいたという痛恨事。
5分あれば、もうひとつ別の質問できたのにぃ……。
ああ、もったいない。

それでも不安は残り続けると笑った

  • 2010.07.16 Friday
  • 10:49
昨日は仙台で寿司と牛タンとビール。
いやー、うまかったなぁ……。
ではなく。

新作「バイバイ、ブラックバード」も話題の伊坂幸太郎さんのインタビューでした。
ゆうびん小説という不思議な形式で発表された「バイバイ、ブラックバード」の話題はもちろん、サラリーマン時代の出来事や専業作家となってから日常など、他の媒体のインタビュー記事ではあまり紹介されていないエピソードをお話いただけた手応えあり。
8/25発売の月刊誌「BIGtomorrow」にご期待ください。

取材前はビジネス誌っぽい質問にお答えいただけなかったら、どうしよう……?
と不安もあったのですが、現場にやってきた伊坂さんの「こんにちはー、今日はよろしくお願いします」という第一声の心地よい軽さで「あ、大丈夫だ」と安心安心。
ふんわり、にこにこしながら、ひょいっと語る人でした。

インタビュー後は仙台市内を流れる広瀬川の側で撮影。
途中、かなり雨が強くなってきたんですが、「大学時代の通学路なんで懐かしいですよ」なんて言いながら、カメラマンのリクエストに対応してくれました。
もうね、なんて気さくなベストセラー作家なんだ!? と驚愕です。
と、こんなこと書くと気さくじゃない人がいるみたいですけど(いましたけど)。

ともかく、双葉社の担当の方々にもお世話になり、良き取材は無事に幕を閉じ、いい気になった僕はカメラマンTさんとともに牛タンとビールを堪能。
こういう瞬間、インタビューライターやっててよかったなぁーと思います。

なんとなく予感がするときは引き締めろ

  • 2010.07.15 Thursday
  • 08:45
気づくと4日間も間が!
特別なにがあったわけでもなく、通常営業中です。

日本の明日を担うロボット技術のお話を聞いたり、カウンセリング実習が徐々に本格的になってきたり、小さなことに腹を立てたり、「踊る大捜査線3」を見てオールスターキャストの弊害を感じたり、昼からうなぎ食べてみたり、オカンと医者に行ったり、今日は朝から仙台へ出張インタビューだったり……。

一定の速度で毎日が流れている感じ。
けれど、ささやかな変化を捉え切れないときほど、ミスをしがちなので気をつけたい。

「大事なのは同じミスをしないこと。それを学ぶことが経験を積むということだ。玄関を出入りするときに毎回つまずいて、転びそうになるならば、それはドアが悪いのではなく、つまずく方に問題がある。」(「オシムの伝言」千田善 みすず書房より)

金的キックのレベルが上がった!

  • 2010.07.10 Saturday
  • 18:23
梅雨のお休み的な好天の土曜日。
BIGtomorrow誌の山田真哉さん連載ページ「0円で学べ!」の取材にて、護身術クラブマガの無料体験に参加してきました。

格闘を教わるのは初めて。
授業でやった剣道以来だと思います。
更衣室にて、股間を守る防具をパンツの上に装着。
大げさ過ぎでは? と思っていたのですが……。

クラブマガは総合格闘などとは違い、実践的な護身術であり、戦闘術。
今日の体験コースも、身の安全を守り、危険から離脱することを重視した内容でした。
ふたつの基本姿勢を教わった後、金的用のキック練習、ナイフなどの凶器への対処法と続く、約80分。
じつは出だしのアップ&筋トレでけっこう息が上がったのは内緒です。

スカッとしたのは、ミッドを使った金的キックの練習。
うまく当たるとバスッといい音が鳴って、蹴り足にもびびーんと余韻が残ります。
もちろん、生まれてこの方、こんなに金的キックを連打したことはないので、ドラクエ的に言えば、レベルが2、3と一気に上がったに違いありません。
しかし、実戦で使うようなシチュエーションはない方がいいっすなー。

ちなみに、実技はふたり一組で展開。
必然的に山田さんと組むわけですが、出版業界広しと言えど、山田さんとこづきあったり、キックしあったり(ここで防具が活躍。付けてなかったらやばかったっす)、疑似ナイフで脅しあったりしたことのある人はいないはず。
なかなかレアな体験でした。
いま思えば「おまえもなかなかやるな」「おまえもな」的寸劇に付き合ってもらったらよかった(笑)。

掲載は8/25売り。
このページの取材は毎回かなり楽しいです。

9年前の今日の日記

  • 2010.07.10 Saturday
  • 04:06
 『いい医者知らない?』2001年7月9日(月) 晴れ/晴れ
 夜、母ちゃんがめまいでぶっ倒れた。
ドラマや映画や漫画で、めまいで倒れるキャラクターが出てくるが、あれは
あながち脚色されているわけじゃないのね。ホント、よたよたよたー、パタッと
倒れるのだ。で、倒れてどうなるかと言えば、特になにがあるわけでもなく、しばらく横になっているとそれなりに回復する。昔、メニエール病だった頃に比べれば、本人曰く「大したことない」のだが、なにせ前兆もなく急にめまいがやってくることが、「怖くてしゃーない」という。そりゃ、そうだよな。

一緒に住んでいるおばちゃんも、倒れた母ちゃんを見て心臓をバクバクとさせ、当然、倒れた本人は「なにが原因なの? もう治らないの」と不安でいっぱいだ。となると、必然的に僕が安心させ役をかって出なければならんのだが、ホントのことを言えば、オレだってドキドキってなもんである。

別段、母ちゃんが倒れるのは今日に始まったことではないので、それなりに落ち着いて対処できるのだが、最近になって始まったこの急にくるめまいは、今のところ原因がわかっておらず、本人も僕らもなかなか居心地の悪さを抱えている。

さっき、ひとまずネットでめまいについて調べたら、原因になる要素がたくさんあった。血圧にはじまり、脳、耳、その他。母ちゃんにめまいの瞬間の話や、抱えている病気の話を聞き、素人診断していくとどうやら耳からくるタイプらしい。まずはかかりつけの心療内科の先生に相談だ。その後は専門医のとこで検査。でも、年末に入院したときは一通り検査して問題なしだったのになー。

ともかく今週は母ちゃんと一緒に病院巡りとなりそうだ。
時間の融通が利く仕事でよかったなーと思う。
しかし、そのうち介護日記のページになっちゃいそうね(笑)。
まだ、そこまでの覚悟は決まってないんで、倒れない程度に元気になってくんねーかなー。あるいは、意表を突いてオレが倒れてみるか。

2010年7月9日(金)雨
古い日記を発掘してみたが、進展がないことを知る。

「アンヴィル」か「レスラー」にしよう

  • 2010.07.07 Wednesday
  • 11:09
今日は午後イチでテリー伊藤さんのインタビュー。
「エネルギーをチャージしてもらった映画」なるお題です。
「で、みんなはどの映画なの?」と切り返される展開が予想されます。
となると、やっぱなんか気の利いたことが言いたいもんです。
そんなふうに見栄えを気にする段階でダメなヤツなんですが(笑)。

エネルギーかー。うーん。どうだろう。
最近だとなんだ?
と考えた末、「ANVIL」と「レスラー」かな、と。
売れないけど、走り続けるメタルバンドを追ったドキュメンタリーと、黄金期を過ぎたプロレスラーが見る最後の夢を描いた映画。
今の自分じゃない自分をどうしても追っかけちゃう男の話。
星守る犬的な懐深い素直さが好きなのだ。

でも、20代前半なら確実に「ストレンジャー・ザン・パラダイス」とか言ってるねー。
(この間、スカパーで10数年ぶりに見返したら、くすっとおもしろかったけど、そんなに響かなかった。心の劣化かしら)

時期を選ばないなら、「浮き雲」も。
アキ・カウリスマキの映画はいつも多くのことを授けてくれます。
おまけで、オールスター勢揃い。
バブルってすごいよね。


とかなんとか書いていたら、もう出ないとギリギリだ!?

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