タイムスリップしたのかと

  • 2009.08.29 Saturday
  • 18:04
暮らしが慌ただしくなるとブログどころじゃなくなりますなー。
25日の夜から、おかんが一騒動。
入院、退院、通院、看病&仕事の締め切りでてんてこまいでした。
気づいたら29日になってますが……。

ひとまず、仕事上、ご迷惑をかけてしまった編集さん、今もかかっている編集さん、甘えさせてもらえて、ライター佐口、大いに親孝行できました。ありがとうございます。
この週末+1日で遅れを取り戻せるようがんばります。

これから名前も浸透していくことでしょう

  • 2009.08.25 Tuesday
  • 14:31
昨日はダンテ・カーヴァーさんのインタビューでした。
と書いても、まだまだ誰っすか? と言われてしまいそうですが。
ソフトバンクCMのお兄さんです。
映画「感染列島」でWHOの医師役を演じていた人です。

出演作「風が強く吹いている」のパブリシティを兼ねた取材でありました。
ダンテさんが演じたのは、ムサ。アフリカからの留学生役です。
しかし、ダンテさんはニューヨーク出身。
日系3世がハリウッド映画で日本人役をやるような感覚でしょうか。

役作りは難しくなかったですか?
と聞いたら、アフリカ人と言っても国によってタイプが全然違うから、戸惑いはあったけど、親戚のガーナ人のおじさんをイメージしながらやってみました、と。

インタビュー後、取材前から野球のボールを持っていたダンテさんに「それは?」と言うと、今度、ソフトバンクホークスの試合で始球式をやるのだそう。運動経験豊富でがたいのいいダンテさん。けっこうな速球を周りは期待しますよってはっぱをかけたら「それ、めちゃくちゃ重い(笑)。緊張するけど、がんばるよ」とにっこり。

おお、この笑顔がCMタレント好感度1位の原動力か! と心打たれてきました。
登板は9月2日らしいので、注目したいと思います。

そんな夏の終わりです

  • 2009.08.23 Sunday
  • 01:04
夜、缶ビールでも買おうかーとコンビニに向かうと風がぐっと涼しくなってきたのを感じますな。
しかし、今年もじつに夏っぽいことをしていない。
毎年、夏が近づくと「今年こそ、海とやらに行ってみて、水着のちゃんねーを眺めながらビールでも飲んだろうか」と思ったりするわけですよ……ホントか!?
実際は取材に行ったり、お祭り(お、夏っぽい!)行ってヘトヘトになったり、原稿書いたり、漫画読んだりして過ごしております。

そんななか、インタビュー絡みの試写で三浦しおんさん原作の「風が強く吹いている」を。
弱小大学の陸上部が箱根駅伝を目指すってな直球王道もの。
往路のシーンの最後でうるっときました。
ちなみに、弱小チームに転がり込んだエースランナー役を林遣都くんが演じているのですが、デビュー作にして主演作の「バッテリー」以降、「ダイブ」「ラブファイト」とスポーツ映画の王子様ですな。
でもって、なぜか全部見ているぞ、俺。

ちなみに、ここんとこ読んだ漫画では田村由美さんの「7SEEDS」がめちゃめちゃおもしろかったな。

年金のおはなし

  • 2009.08.18 Tuesday
  • 20:58
「SPA!」の取材で、年金博士こと北村庄吾さんにお会いしました。
国民年金についてあれこれとシロウトな質問を飛ばし、最終的な暗い気持ちになって帰宅(笑)。
ちょっとした暗算をするだけで制度が限界なのはあきらか。

ライター稼業は基本的に自営業者ですから、国民年金を払っております。
現行の取り決めでは、25年払えば、65歳以降は死ぬまで最低限とはいえ、年金がもらえます。
この仕組み自体は民間の保険会社のどの商品よりもすてきな面を持っているわけですが。

ざっくり言って、ひとりの年金受給者を3人ちょいの現役世代+国税で支えているこの制度。
少子化、高齢化、税収減の要素を加味すると、どう考えても限界がやってきます。
そこで、財源のひとつして浮上するのが消費税の引き上げ。
個人的には15%ぐらいまで、但し書き付きで賛成です。

総選挙に向けて、民主党は新しい年金制度を作ると言っております。
「すべての人が同じ制度に加入し、月7万円以上の年金を受け取れるようにする」
国民、厚生、共済の各年金を一元化して、消費税を財源にした「最低保障年金」と、納めた保険料に応じた「所得比例年金」を作る、と。
なんだか、いい話のように聞こえます。

でもね、よくよく聞いたら、この政権公約。自営業者にはきっつい内容だったりします。
それなりの稼ぎがある自営業者の場合、年金保険料は所得の15%がけ。
たとえば、年間所得が500万円だったら、年間の年金保険料は75万円。
毎月6万円ちょっとです……。
これに国民健康保険、国税、市税ともろもろのっかって、なかなかの大打撃じゃないですか。
払えないことはないだろうけど、苦しそうなのはあきらかで。
65歳から最低7万円以上の年金がもらえるのだとしても、60歳まできちんと納めることができるかな……。

かといって、自民党が出している政権公約のボロ家の建て増しみたいな案で、そっちのっかってあと50年逃げ切れる気もしないしね。
昭和の終わりはすてきな時代だったんだなーと嘆息しながら、麺通団でうどんを食う夜でした。

ニュータイプ

  • 2009.08.17 Monday
  • 12:13
昨夜というか、明け方。
眠さも限界って頃までがんばって、世界陸上の男子100m決勝を目撃。
ウサイン・ボルト選手の世界新9秒58! ってなんじゃそりゃーー。
鳥肌立った。

ベン・ジョンソンが88年に9秒7台を記録したもののドーピングで失格。
それから10年経って、やっとモーリス・グリーンが99年に人類初の9秒7台(9秒79)を叩き出したわけですよ。
その後、05年にジャマイカのアサファ・パウエルが9秒77で塗り替えたものの、その伸びは0.02秒。
そして、その記録が去年の北京オリンピックまでワールドレコードだったわけっすよ。

それを0.01秒とかって幅じゃなく、0.1秒近く一気に、それも北京五輪という晴れ舞台で縮めたのがボルトで。
9秒69。
以前、インタビューした日本陸上界のスター朝原宣治選手は、北京でボルトの走りを見て、完全に現役引退を決めたと語っていたし、あの速度はまったく別世界だった。しかも、北京ではゴール前に抜いての金メダル。

でもって、ベルリン。
準決勝でのフライング後の余裕の表情もすごかったけど、あの決勝の走りはなんだ。
たった1年で、自分の出した世界記録を0.11秒縮めるという100m走の歴史を変える激走。
9秒58って…。
これまでワールドレコードが0.1秒台伸びるには、10年はかかっていたきたっつうのにさ。
しかも、ゴール前の様子を見ると、まだまだ伸びそうな予感十分という。

ボルトがヘンなのか、人類が速くなったのか。
でも、2位のタイソン・ゲイだって、9秒71だもんなぁ。
9秒73で超えることのできる、時速37kmの壁を破ったわけで。
(壁と言えば、ベルリンの壁に人が激突するCMはおもろいね)
進化の瞬間の見た気がする午前5時でした。

自分用に思ったことを

  • 2009.08.12 Wednesday
  • 15:11
10代の終わりから「ジャッピー!」という名の映画ミニコミ誌に参加している。
一時期は高田馬場にある飲み屋に毎週金曜日に集まっては、見た映画の話を延々を繰り返していた。そのうちオフィスではないが、拠点を借りることになり、みんな、各々の仕事を持ち込んでは作業をしていた。 その後、僕は個人的な理由で拠点から離脱した。最近は原稿を書くだけで、遠巻きに見ているような状況だ。発行を支えているのは、わりと定時で終わる別の仕事を持っている、たいそう映画バカ一代な編集長と、編集プロダクションで多忙を極める編集者が副編集長。お金はたぶん持ち出しで毎号少部数を発行し、書店にて販売している。 流通網はそれなりに確保されており、全国に配本される。首都圏には直で卸している書店もいくつかあり、創刊されて長い時間が経っているので、映画業界内で「読んだことがある」と言ってくれる人も少なくない。 一時期は年に4回発行を目標に3回出せた年もあったのだが、最近は1年に1冊を守れるか、守れないかという発刊ペースになっている。何度か「もうやめよう」という話も出たが、その都度、「やっぱりもう一度」となり、今も続いている。やはり愛着があるのだ。映画とジャッピーに。 だが、これがまったく儲からない。儲ける気がないからだ、とも言える。広告はほとんど取らず、採算ベースも曖昧なまま、好きな映画のことを、好きな監督のことを、好きな役者のことを書く。ときにはインタビューもお願いし、好きな人に会ってしまう。 それが原動力で、きっとここまで続いているのだと思う。 なんでこんなことを書き始めたと言えば、さっきライターの安田理央さんのブログを経由して、たけくまメモに行き、「町のパン屋さんのような出版社」というエントリーを読んだからだ。

そもそも少部数での単著出版と、ミニコミ誌では支えるべき経済規模が違うわけなのだが、やりようによっては「ジャッピー」には可能性があるような気がしている。そのためには誰かがリスクを取らなくちゃいけないわけだけれど、そんなことはせずにそっと楽しくつらい趣味のままで続けていくべきなのだろうか。

出版を取り巻く環境が変わろうとしているのは間違いない。大きな仕組みは大きな組織にいる人たちが、その流儀で変えるだろう。末端で生きているフリー稼業は、大きな仕組みの一端を担いながら、別の回路も探さなくては先細っていくだけのように思える。

注文を受けて書く。注文も受けてないのに書く。
個人的には、この割合を見直す時期がきた気がしている。
そんなゆったりとした認識では、追いつかないほどの変化は、できたらやめてほしいなぁと願いながら。

うすらぼんやり

  • 2009.08.11 Tuesday
  • 11:19
今朝の地震、長い揺れで、ちょいとビビりました。
静岡の親戚、友人は大丈夫だったのだろうか。

周りの編集さんたちがなんとなくお盆休みに入っていて、静かな今日この頃。
地味にコツコツ、原稿を進めるはずが、飲みに行っちゃったりして。
大崎のフットニック。
馬場の地下にあった時代、恵比寿へ移転後と追いかけて、昨夜初めて大崎のお店にも行けました。
ハラペーニョの中にチーズを詰めた揚物が強烈だった。
半日、口が辛かったし、翌朝は……。

お祝いメールをくださったみなさま、ありがとうございました。
でも、お祝いコメント付けてくれてもいいんですよ(笑)。
そんな遠慮しなくても……。

8月8日は覚えやすい記念日に

  • 2009.08.08 Saturday
  • 19:28
本日、入籍しました。
市役所の休日受付というのは、そっけないものですね。
帰り際の「お幸せに」はうれしかったけれど、届けの途中で係の人が中座したりして(笑)。
ともかく、人生が新たな局面に入った感じがしてる……かな。
みなみなさま、今後もよろしくお願いいたします。

やるかやらないか、できるかできないか

  • 2009.08.06 Thursday
  • 13:29
昨夜は先月インタビューをさせてもらった内野聖陽さんが主演している舞台「BLACKBIRD」を観に、三軒茶屋のパブリックシアターへ。

かつて年若い少女と関係を持ち、その過去に蓋をして生きている男。ある日、彼の職場を美しく成長したかつての少女が尋ねてくる。狼狽する男と胸に秘めた感情を小出しにぶつけていく女。舞台転換なし、がっぷり四つのふたり芝居である。共演は伊藤歩さん。

捩れて、こじれていた関係がほぐれたのかと思いきや、ここでこんな仕掛けが! とびっくりさせられ、ということはやっぱりこの人は……なんて考えを巡らせていたら、ぷつっとその場に放り出されるように劇は終わった。

ひさしぶりの居酒屋に入り、エンディングを含めて、一緒に行ってくれた編集さん、カメラマンさんとあーだこーだと話し合う。それぞれ、ストーリーとキャラクターの解釈が違っていて、おもしろい。僕はと言えば「レイ(内野さん演じた男)は欲望に素直な嘘つき野郎だが、その瞬間には愛情らしいなにかがあったのだ」と思ったのだが…。

たまには演劇もいいなーと思って帰宅すると、相方ちゃんの友人ちゃんが来宅中。リビングで膝を抱えながら、やりたいけど、やったらダメ的な恋のお話に花を咲かせていた。楽しい。全般的にシモな話題に終始した一夜なのであった。

うれしゅうございました

  • 2009.08.05 Wednesday
  • 15:29
昨夜はちょいとしたご報告事をするため、U社へ。
みんな忙しく働くなか、ほぼ全員で居酒屋へ雪崩れ込む展開に。
しかも、ごちになってしまいました。
温かい心遣いに感謝、感謝なのであります。

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