優勝というものをしてみたい

  • 2008.05.31 Saturday
  • 22:33
大人のためのサッカー教室でボール蹴りを習い始めて5年とちょっと。
29だったのが、34になり、1昨年からはO-30の大会に教室チームで参加している。
真面目に練習して、優勝を目指す。1泊2日の大会期間、他のチームが夜は宴会しているのをちらりと見ながら、こちらはノンアルコールでミーティング。
そんな感じで、真剣な取り組みぶりなのだ。

それでも前2回は中位に止まった。
1回目は濃霧でサッカーにならず、2回目は初日のわずかな得点差で1位トーナメント入りを逃した。
真剣勝負は楽しいし、負けたら悔しい。
そんなわけで今年も申し込んだ。

ところが、1昨年、昨年と比べて、今年のチームは図抜けて強い。
過去2回は監督に徹していた普段、教える側のふたりのコーチが選手として加わり、フィールドに立つプレイヤーのほとんどが部活サッカー経験者。体育の授業→サッカー教室って感じの人はぐっと減ってしまった。そういう意味では教室っぽくないチーム。

一緒にプレーしているとひとつひとつの動作が速い。
体をぶつけた時、がちっとした感覚が伝わってくる。
何人かは狭いところで囲まれてもボールを簡単に失わない。
今日は雨の中、セットプレーの確認をしたのだけれど、CKからのヘディングシュートなんて「ああ、きちんとしたサッカーだ」という迫力だった。

というわけで、どうも、少し引き気味な気持ちになっている。
こんなんじゃよくないなーと思ったので、ブログに書いてみた。
集中して、できることをしっかりやろう。
このチームなら優勝できるから。

江古田南口

  • 2008.05.30 Friday
  • 01:51
サッカー仲間のIさんに誘われて、江古田の街の正しい居酒屋できちんとしたおつまみをいただいた。初めての江古田飲みは、うなぎの酢の物(うざく)、あなごの稚魚、やたらうまい牛筋煮込みとなんとかというおいしい日本酒とともに良き記憶に。なんつってもうまいのに安いっ。

そもそも誘ってくれた人が学生時代を過ごした街っていうのがいいではないか。案内してもらいつつ、あそこはこうだった、向こうはこうでなーってな話を聞かせてもらえるのはとても心地よいもので。



写真は2軒目に行った、ここはホーチミン?(行ったことないけど)と思わせてくれたベトナム料理屋さんにて。ラオスのビール飲みながら、ニジェールでの旅の思い出を聞くという……なんとも不可思議で楽しい夜でした。

でもって、江古田と言えば、やっぱり瀧波ユカリさんの「臨死!! 江古田ちゃん」
1、2巻を読んで猛禽(端的に言えば、合コンで勝利する女子たちだ)の恐ろしさを思い知り、コールセンターの内実にほほうと唸りつつ、なんといっても女の本音にびびったり、共感したり。そんな江古田ちゃんの住む街を歩きながら「ここのうどんがうまいんだ!」とIさんのオススメの店をのぞいたら、カウンターでひとり讃岐うどんをやっつける女の子が。それで、最近、読んだもう一冊の女の子な漫画、森下温さんの「おひとりさま日和」を思い出してみたりして。

この作品、ひとりでなんでもできちゃう女の子が恋をして日常を変えていく話なんだけど、案外こう、おひとりさまからおふたりさまを経由してもう1回おひとりさまになった後、江古田ちゃんの描くところの猛禽になっちゃったりするのかねーと、ぼんやり。それともひと足飛びに江古田ちゃんサイドへ!? とかなんとか思っているうち、写真のベトナム料理屋にたどり着き、そんな妄想はどっかへ飛んでいったわけですが。

学生の街は人が入れ替わり、店は残り、好循環があり、元気でいいよね。

結婚

  • 2008.05.28 Wednesday
  • 16:50
します……。

という話ではなく、某誌の仕事で結婚をテーマにした取材を2件。
昨日はメディアファクトリーから「夢追い夫婦」という漫画を出版された、うだひろえさんにインタビュー。タイトル通り、夢追いな30代ご夫婦の日常と結婚についていろいろ聞いてきました。ちなみに、この漫画、微笑ましくほがらかーな気分になるエッセイコミックでオススメです。

んでもって今日は超スピード婚で話題の森三中、村上知子さんにお会いしてきました。
出会って3日でお付き合いをはじめ、1週間でプロポーズ。そして3週間で入籍という嘘みたいなホントの話のディティールを「話せる範囲で教えてください」とインタビュー。めちゃめちゃ幸せオーラが発散されていて、僕も元気にしてもらっちゃいました。

というわけで、週末の編集Iさん結婚式からこっち、妙に結婚ネタの続く今日この頃なのです。

おめでたい。

  • 2008.05.26 Monday
  • 12:40
週末、お世話になっている編集さんの結婚式がありました。
招待していただき、2次会へ。
銀座のバーを貸し切ったステキな催しでした。
おめでとー。

という朗らかな気持ちのまま、編集長ご一行に加わり、3次会、4次会へ。
有楽町のガード下を経由して、ゴールデン街。普段、あまりゆっくり話せない編集長や最近、仕事を一緒にやるようになった方ともいろいろ話せて楽しかったな、と。

しかし、少量ずつとはいえ、4種類ぐらいチャンポンしたので帰路では頭がくらくら。
クリーニングのビニール引っぺがして着ていったスーツもしわしわで、見た目は仕事に飽いたビジネスマンみたいだったのでは…。

って、そんなことはさておき、Wご夫妻末長くお幸せに。

こんな木曜日

  • 2008.05.23 Friday
  • 15:10
昨日は取材デーでした。
午前中、山田真哉さんの事務所で連載「数王」のインタビュー。
なんと今回は映画がテーマ。しかも、個人的にプッシュしていた映画がクローズアップされることになり、うれしいやらいいのかしら…と不安になるやら。取材後、山田さんと一緒にお昼ご飯。ご近所名物!? たらこスパのお店でした。どのスパにもたらこが大量に投入されているというストレートな展開。これ幸いと勉強術話を聞いちゃってみたり、アニメの「紅」話で納得し合ったり。楽しい2時間でした。

天気いいっすねーと編集さんと言い合いながら次の取材先へ。
今度は恵比寿のタワーカフェにて、テリー伊藤さんのインタビューです。タワーカフェは明治通り沿いにあるリキッドルームの2階にありまして、今はThe World of GOLDEN EGGSとのコラボ企画を開催中。って、偉そうに書いてますが、The World of GOLDEN EGGSのことはよくしりませぬ(笑)。毎度ながら愉快なテリーさんの話術に揺られて、約1時間。取材終了後にテリーさん来店記念撮影とあいなり、なぜか一緒に撮ってもらうことに。さっき見たら、タワーカフェのブログにアップされてました。

さらに移動して、今度は中野サンプラザ。映画の試写会です。
前は何度も通っていたものの、中に入ったのは子供の時、8時だよ全員集合の公開収録を見に来て以来……のはず。「ラスベガスをやっつけろ」という作品を見せてもらいました。スピーディーな展開、砂漠に輝くラスベガスの夜景、ゴージャスなカジノと一転地味なボストンマサチューセッツ大学のキャンパスと映像にはわくわくしたものの、登場人物の誰にも感情移入できないままラストへ。原因はあきらかに嫉妬(笑)。主人公の青年、天才で見た目もよくて努力家で母親を大事にしていてラスベガスで大冒険して、ちょっと折檻されてしょげるんだけど、美貌のヒロインがすぐに救いの手を差し伸べてくれて、まあなんか丸く収まるという。アメリカ人はこういうの好きなのかなー。

なんだか納得いかんと思いつつ、夜は馬場にて編集さんとご友人となんだか不思議な居酒屋で飲酒。懐かしいアイドルのポスターやらがぺたぺた張ってあってくらくら。よくわかんなかったけど、プロレスと相撲の話をたくさん。相撲茶屋話は大変興味深かったっす。

でもって家に帰って、テレビでトゥーロン国際のフランス対日本。森本選手のゴールを見届けた辺りで睡魔に襲われ、ダウンしましたとさ。なんかもりだくさんな1日だった。

カラオケ

  • 2008.05.21 Wednesday
  • 13:10
080521-130731.jpg
カラオケが苦手なラです。カラオケボックスに入ったのは本当に久しぶり。こんな真っ昼間からおひとりさまの来店が続々と。謎だ。

これから狩野英孝さんのインタビューです。
編集さんのロケーションディレクションは吉と出るかどうかしら。

なぜか今ごろ

  • 2008.05.19 Monday
  • 14:38
何年かぶりに「13日の金曜日 完結編」、すなわちパート4を見返した。
初めて見た小学生の時、なんであんなに怖かったのかは謎だ。
それでも最後まで見通せた理由はすぐにわかった。
殺されるために登場する善良にお馬鹿な学生グループがやたらと全裸になるのだ。
序盤、ラストでジェイソンと対決することになる少年が窓から見える隣家での若いカップルの情交に気づき、うきゃーーーって感じでベッドで飛び跳ねる(この映画で最もユーモラスなシーンがあるのだが)、当時の自分もきっとそんな気持ちだったんだろうなと。
裸、血飛沫、理不尽。
スプラッターホラーは親に内緒の楽しみだったのだ。

立ち位置不明瞭

  • 2008.05.16 Friday
  • 17:03
久しぶりの書評の仕事をもらった。
書評と聞くと、紹介よりはちょっと格上な感じがする。
紹介の時はフラットな気持ちでこんな本だよ……と原稿をまとめる。
書評の時はこんなわけですごい読書体験なんだよ……と原稿を投げ掛ける。
ちょっとした違いなんだけども、やっぱり「書評をお願いします」と言われると「ふふ」という気持ちになる。

とはいえ、雑食ライターでめちゃくちゃ読書家でもない僕に書評を頼んでくれる人は、少ない。はっきり言って3人だけだ(笑)。その3人もいわゆる文壇な仕事がメインの人じゃない(と思う)。だから、ホントにたまーにしか書評の仕事はこない。それでも、3人もいるんだぜって思ってるんだけどね。

本物の書評家の人は自分で評する本を選ぶものらしい。
毎月何十冊と読んだ中から「これぞ」というものを決めるのだ。
そして、原稿を書く、担当者はうやうやしく受け取る……らしい。
ちょっと想像が入ってるけど。

そんな世界とは無縁なわけで、たいてい僕に話が回ってくる時はスケジュールがタイトになっている。
けれど、なんでタイトになったのかの事情は詮索しないのが大人というものだ。
そして、書評はうれしいから厳しくても引き受ける。
今回なんかは自分が書籍のゴーストしている真っ最中なんで読むべき資料はごろっとしているわけで、そこに上下巻総ページ数700超の本の書評を飛び込ませるのは気が引けた。んだけども、タイトルを聞いたら好奇心が抑えられない感じだったので、飛びついた。

すぐに宅急便で届いたその本を開き、せっせと読む。
本当に幸運なことに、これが見事におもしろい。
大冒険だ。ページをめくるとどんどんわくわくしてくる。
そして、こいつは大問題だ。
このわくわく感をちょっと大人でスマートな感じにして原稿にしなくちゃいけない。
というか、したい。どう書いたら伝わるかな。伝えられるかな。
そんなことを頭の片隅で考えながら、下巻をさらに読み進める。
締め切りも近づいてきている。こっちはこっちで小さな冒険だ。
しかし、おもしろい本を読んでそれをおもしろいぜ! ってお伝えして稿料をもらえるなんて、なんというステキな仕事なんだろうか。

と、そんなことを書きつつ、なんとなしに思い出したので付け足し。

先日、インタビューしたアニメ監督が別れ際にこんなふうに聞いてきた。
「ライターの仕事だと、こういうインタビューの時、原作を読んだり、アニメを全話見たりするんでしょう。もし、つまらなかったら、どうすんの?」
「笑顔を貼り付かせてがんばりますよ」
「なるほどね(笑)」

その監督の作ったアニメもまた、魂のこもった硬質なおもしろさだった。
最近は笑顔を貼り付かせる必要がない仕事がほとんどだ。
ついているね。こりゃ。

これが終わったら窓を拭こう

  • 2008.05.15 Thursday
  • 16:25
ああ、いい青空だなーと仕事部屋の窓からぼんやり。

東京の空は建物と建物の間から見えるもの。区切られて形が変わっているからこそ逆に広さを感じるんじゃないですか。

ってなことを火曜日にインタビューした方が話してくれた。
そう言われてみればそうだなとうまく言葉にできないまま納得。

原稿書きもようやくとゴールが見えてきた。

とか書いていると、編集さんから「ずいぶん長いブログでしたねー(笑)」と怒られるのでここらでやめときます…。

五月、夕暮れ

  • 2008.05.13 Tuesday
  • 09:03
 1年の間で4月の終わりから梅雨に入るまでのこの時期と、夏の終わりから寒くなるまでの間が気候が好きだ。

特に今時分の雨の後、雲が切れて、それが夕刻だと東京にもとてもきれいな夕暮れ時がやってくる。それもクルマで首都高なんかを走っていると最高だ。あまりわき見をするわけにはいかないけれど、渋滞なんかでスローダウンした時、外を見る。

C2から都心を眺めたりすると、格別だ。
大きな川があり、家々があり、その向こうに高層ビルが見える。
川原のグランドでは少年サッカーの試合の真っ最中で、川は流れているのか流れていないのかというぐらいゆるやかで、家々の屋根が夕日を反射させ、空はオレンジ色で、高層ビル群の赤いランプがアクセントになっている。

ホントなら、こんな景色を見ながらビールのひとつも飲めたら最高なんだろうなと思う。
海辺の高層マンションに住む人たちは、これが日常の風景になっていくのだろうか。
少し憧れるけれど、それはそれで、贅沢でさみしいことじゃないかなとも思う。

目を閉じるときれいだなと感じた風景は、より美化されて再現される。
そんなのを思い返しながら、深夜に飲むビールでいまのところは十分だ。
きっとこの先も同じじゃないかと思っている。

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