ふーむ

  • 2008.03.28 Friday
  • 21:16
080328-142957.jpg
きれいだなー。ららー。
と、浮かれ歩く昼下がり。

窓から見える風景

  • 2008.03.28 Friday
  • 11:32
原稿を書きつつ、窓から見える風景が変わった。
青い色の細長いマンションが立っていて、ちょっと左手にはコンビニがある。
その前の通りは交通量も多く、近くに消防署があるため、「けっこう頻繁に走るんだなー」と感じるぐらい緊急車輌がけたたましく走っていく。幸い雑音はあまり気にならない性質なので、仕事には影響しない。窓の真下は歩道で、クリーニング屋と八百屋が並んでいる。行き交う人の声が聞こえるのは落ち着くものだ。そして、窓の正面には街路樹が一本。毎日、太陽の光を浴びて目に見えてわかるように新芽が伸びている。
引っ越してきて約2週間。新しい暮らしに少しずつ体が馴れてきた。

ああ、やっぱりとつぶやく

  • 2008.03.27 Thursday
  • 14:43
1バーレーン 勝ち点6
2日本    勝ち点3
3オマーン  勝ち点3
4タイ    勝ち点0

上位2チームが最終予選に進むことができる3次予選。
2試合を終えてのこの並び。
残り、4試合。オマーンとホーム&アウェイ、タイでのアウェー、ホームでのバーレーン。日本代表の選手たちの力を思えば、最終予選に進むのはほぼ確実だ。サッカーはなにが起きるかわからない。ジャイアント・キリングは常に隣り合わせだと言ったところで、普通に力を出せれば不格好でもなんでも2位には入れる。そんなのは多くのサッカー好きにとって改めて言うこともない予想だろう。

その一方で、楽勝の1位抜けが想像できないのも事実だ。トルシエがベンチで顔を赤くし、名波がタクト奮ったレバノンをひとつの頂点と考えた時、ほんの8年でアジア各国のサッカーはすっかり様変わりしている。今やボコボコにほふれる相手は一握りだ。日本は強国として認められ、研究される。

中盤が強みなら飛ばしてしまえばいい。CBはさほど強くない。日本には決定力のあるFWも少ない。サイドからの単調なクロスは怖くないからセンターを固めろ。奪ったらシンプルに縦へ飛ばせ。相手がミスするか、こちらがスペシャルなプレーを見せればチャンスになる……。

たぶん、マチャラ監督の仕掛けたことは、どのチームもやってくる。あとは相対的な選手の力がどうかだ。相手のエースが中澤選手に押さえることのできる相手なら怖くない。ディフェンスのリーダーの気持ちが前に迎えれば、ディフェンスラインを押し上げることもできるし、3つのラインがコンパクトさを取り戻せばテンポも生まれる。

とまあ、苦戦のアウトラインは非常にシンプルな話だ。
力が拮抗している相手がこちらをリスペクトし、守備的なサッカーを展開する。それをこじ開けるほど、僕らの代表は強くない。力の強い相手が自分たちのサッカーでこちらを蹂躙しようとする。押し切られるほど僕らの代表は弱くない。
どっちの試合が見ていて楽しいかははっきりしている。
ピンチにがんばる方が燃える。押しているのに押し切れないのは歯がゆい。

その点、ジーコの時代は劇的だった。歯がゆさが限界に達しそうになった時、神が幸運を与えてくれていたのだから。でも、今の代表にはそれもない。ただ、歯がゆいまま時が流れて、予想できる範疇の結果が残る。いらいらする。

監督の手腕、戦術、選手のがんばりとは関係のないところで、いらいらする。原因ははっきりしている。僕はアジアを圧倒する日本代表が見たい。少々のハードタックルなんて「ふふん!」と鼻でせせら笑って、ロングボール蹴っても意味がないと相手が戦意を失うようなモダンなサッカーでアジアを席巻する戦いぶりが見たいのだ。

アジア最強という自信に溢れた選手たちの表情。試合の前夜には観戦仲間たちと誰をスタメンにすればもっと強くなるだろう? と言い合えるぐらいに奥深き監督の手腕。わくわくを胸に蓋を開けた90分で繰り広げられるスペクタル。そんなのが見たい。

代表チームは「だいたいこんくらいじゃない?」なんて素人の嘆息とともにあっちゃいけないはずだ。

問題はそれでも最終予選へ行けることは確実で、その先もまた4.5枠という緩やかな関門しか残っていないということだ。ワールドカップに出ることを考えたら、なんてラッキーなんだろう。でも、ドイツで見たあの砂を噛むようなサッカーがまた繰り返されるとしたら、なんてアンラッキーなんだろう。

ようやくと

  • 2008.03.25 Tuesday
  • 02:26
片づけのゴールが見えてきました。
あとはクローゼットの中をどうするか。
余っている布団をいかに押し込むか。
収納について頭を悩ませる日々であります。

反復して油断してまた繰り返す

  • 2008.03.19 Wednesday
  • 15:10
長いこと「大人のためのサッカー教室」というのに通っている。
この教室にやってくるのはほとんどが体育の授業以来でボールを蹴るという初心者だ。迎えてくれるのはふたりのプロコーチ。授業は都内各所で行われ、20代から60代までの大人たちがいい笑顔でボールを蹴っている。

昨日、コーチと話していたら教室が始まってもう6年目になるらしい。
「だから、グチも6年目やろ」ということだ。
丸5年も習い事が続いたのは初めてだね、こりゃ。
最初、僕の場合も多くのみんなと同じく高校の体育以来のボール蹴りだった。
教室というぐらいなので授業は基礎から始まる。
インサイドキック。
サッカーで最も多くの局面で使う蹴り方を練習する。
面の作り方から膝下の振り抜き方まで。
6年前は全員が横並びで初心者だったからしつこいぐらいに同じ授業だった。
そして、その授業内容は精度を上げて今も「スーパービギナー」クラスとして続いている。たぶん、コーチは日本で最も多くの「初心者の大人」にインサイドキックを伝授している人だ。アップも含めて約2時間で全員がそれぞれの進捗具合で、キックの精度を上げていく。ぽこーん、ごろごろとしたボールを蹴っていた人が、時折、ピシッといい回転のインサイドでのパスを蹴れるようになる。何度か授業に出ていくうち、その回数が増えていく。
目に見えて上達するのはやってる方も教えている方もうれしいものだ。

と、そんなことを思い出したのは、久しぶりにスーパービギナークラスの授業に行ってきたから。その前の週末、真剣にプレーした小さな大会があった。2試合続けてPK戦になり、僕はそのどちらでも最初のキッカーだった。

優勢に進めてのスコアレスドロー。
PK戦。最初のキッカーが決めるかどうかでムードが変わり、勝敗に大きく影響する。
そんな局面で、2回ともまったく同じコースに同じ速度で同じ回転のボールを飛ばして、外した。ゴール向かって右側のポストの外側にボール4つ分。2本外したことより、同じ感触でいいボールを蹴って、コースだけがズレていたことがショックだった。

緊張に負けたのはたしかだけれど、フォームも崩れているに違いない。そう思って授業に行った。5年前に散々繰り返したメニューを改めて教わる。面を作り、軸足を整え、体をパスを出す方向へ向け、蹴り足の膝下をすばやく振り抜く。繰り返し、繰り返し確認する。そのうちに、なぜ、自分のシュートが同じコースに外れていったのかが見えてきた。なるほど……と思うとすっきりする。最も初期に習っていた基本的なことを軽視していたのが、原因だった。

反復して身に付けて、やっているうちに抜け落ちていく。
ちょっと痛い目にあって、なんでだ? と思い、確認すると理由がわかる。
また反復して修正して、進んでいく。
それでもまた忘れて、失敗するだろう。
サッカーも仕事も人とのコミュニケーションも一緒じゃん。
対面に立っている練習相手と十数分ひたすらインサイドキックでのパスを交換し続けながら、そんなことを思った。

引っ越し

  • 2008.03.18 Tuesday
  • 08:58
春の足音を聞きながら、ぽこんぽこんぽこん。
と言う擬音をつけたく感じで引っ越しを継続中。
1件終わるとまた1件。
ひとまず僕は調布を離れ、区民となりました。
しかし、なんだろね、この段ボールの山たちは…。
そして、明日には実家がさらなる恐ろしき山脈となることに。
しばらく格闘が続きそう。
というわけで、今月はブログの更新がおざなりになっております…。
ごめんなさい。

異動の季節?

  • 2008.03.17 Monday
  • 02:37
親しい編集さん、何度かお仕事をご一緒した編集さんの何人かが会社を移ったり、社内で異動になったりしている。次はこの会社になりました。今度はこの編集部なんですよ。という話を聞く。

編集さんたちの仕事は、作るモノが変わっても手作業の部分は大きく変化しない。なんらかの方法で企画を立て、適所適材で人を使い、誌面を作る。もちろん、媒体や内容によってアプローチの仕方も、脳みそのひねり方も変わっていくのだろう。けれど、編集という作業は変わらない。これは不思議なもんだ。

本人たちは「どういうこともないですよ」という顔で仕事をしている(ように見える)だけれど、つい先だってまでビジネス系の特集を作っていた人が、急にキッチンの収納について考える特集を手掛けたりしている。総論を組み立てて、ワンポイントとしてピックアップするところを決めて、読んでいる人に納得してもらう……ラフの組み方は一緒ですよーと言われると、そんなもんかな? という気にもなってしまう。

以前、ゴーストをさせてもらったトップセールスマンは、売る商品が変わってもやるべきことは変わらない。とことんお客さんのことを第一に考えるだけだと言っていた。自分の扱う商品をお客さんが買った時、生活どれだけ前向きに変わるのか。それをイメージして、伝えていけばいいのだ、と。たしかにそうだなーと思う反面、あなたのキャラクターがあるから成り立つのではという気もしていた。

しかし、どうだろう。もしかすると、型が身についていればどこへ行ってもどうにかやっていく以上のことができるのかもしれない。

わくわく

  • 2008.03.12 Wednesday
  • 00:50
にわかに信じられないけど、読むとわくわくするいくつかのニュース。
ネットって楽しいなー。

チェルノブイリで放射能を食べる菌がみつかる。
と、これは「デジマガネット」さんから。
史上最悪の原子力発電所事故を起こしたチェルノブイリで凄いものが見つかった。なんと有害な放射線を食べて成長する菌が生まれていた。彼らは生き残るために、放射線を食べることを選んだのだ。
その菌はチェルノブイリ原子炉の壁に育っているのを、ロボットによって回収された。


チェルノブイリ原発事故は衝撃的だった。
中学生ながらに資料を読み込んでいろいろ調べた。なんでこんな危なっかしい原子力発電所なんてもんが日本中にあるのかしら? と思って、社会のレポートにまとめてみたり。当時、メディアが報道をしなくなっても「通販生活」がしぶとく「その後」のチェルノブイリを追い続けていたのを覚えている。んで、今や特に義憤もなく、でんこちゃんのCMを眺め、原発で発電された電気を使っているのであった。

神の声兵器。
こちらは「ワイヤードニュース」さんから。
人の脳そのものに声を伝え、神に語りかけられたと思い込ませる装置、いわゆる「神の声」兵器は、軍事の世界では都市伝説となっている。


昔々、我が家にはなぜか毎月「ムー」があった。親が好きだったのだ。
適度な距離感を保ちつつ、せっせと読んでいた。麻原某が飛び跳ねている写真もオンタイムで眺めた記憶がある。そんなわけで、最近なにかと陰謀論方面で人気の音波兵器ハープさんの話も、にわかに信じられない……と思いつつ、もしかしてあるのかもと気になっていた。んで、今度は民用ですか。映画の「ゼイリブ」を思い出したり。

戦争民営化の落とし子、ブラックウォーターUSA。
これは「sankenbunritsu」さんから。
戦争における民営化は、ロジスティック面だけに止まらない。戦闘自体も民営化されているのだ。ここでブラックウォーターUSAのお出ましというわけだ。ブラック ウォーターUSAは、いわば傭兵派遣会社である。連邦政府からの発注により、兵器を始めとする戦術トレーニングを受けたタフな人材を、傭兵として対イラ ク戦争に送る会社なのだ。つまり彼らは、連邦政府ご用達の殺し屋たちだ。


次の大統領はオバマさんかヒラリーさんかってな話題でもちきりですが、その前に見直すこともあるんじゃないのと思う今日この頃。格差社会を背景に貧しい子弟の集まる学校にリクルーターを派遣してせっせとリクルートを続ける米軍。命を張るには安い給料の新兵さんたちは中東地域へばんばん派兵されているわけです。その一方で、派遣会社さんはどこも盛況のようで。「自由な競争」「民営化」って字面に騙されちゃいかんのだな。やっぱり。

狭小住宅。
東京であなただけのオンリーワン住宅が


家を買う……つもりはないのですが、昔から間取り図が大好きなんです。テレビ東京のこの手の番組もついつい見てしまうことの多いんですが、最近、仕事の合間にぼーっとブラウズしているのが、こちらのサイト。オンリーワンって言葉も便利だよなー。

週末に見逃したもの

  • 2008.03.10 Monday
  • 13:00
「プーマカップ、全日本フットサル選手権」ではバルドラール浦安が劇的な展開で名古屋オーシャンズを破り、優勝。岩本選手のゴールはすごかったねぇ。男泣きを堪えてインタビューに応える藤井健太選手の姿にじんときました。と、書きつつ、所用で現地には行けず。テレビ観戦だったわけですが。これは本当に「逃した」気持ち。

一方、J開幕戦では東京ヴェルディ(1969は取れちゃった)がアウェーでフロンターレから勝ち点1をもぎ取ることに成功。ジュニーニョ、テセ、フッキのスリートップで、その下にケンゴ、タニグチと並んだ布陣を見たら、何点取られるのよ? と思いきや、前半失点シーンまでは五分の戦い。むしろ、カウンターからゴールを揺らしたのはヴェルディ…オフサイドだったけどさ。
で、判定にちょっといらいらしてきてたディエゴがイエローをもらってしまい、嫌な雰囲気と思っていたらすばやいリスタートからフロンターレの森選手がゴール。むむん。前半終了したところで、これまた所用でテレビの前を離れることに…。
夜、結果を知ったら、後半終了間際にPKで同点に追いつく劇的展開とのこと。17歳の河野くんがぐりぐりドリブルでスタンドを沸かせたとかって言うし、これまた見逃した感が強いことに。来週の味スタは行きたいところ。

海外ではブンデスリーガでフランクフルト所属の稲本選手とボーフム所属の小野選手が先発出場で日本人対決…とはいえ、この冷静な気持ちはなんだろうか。自分もメディアも。中田選手と名波選手の時の盛り上がりから時が流れて、ヨーロッパのリーグで日本人選手がプレーしているのは当然になり、それが代表の顔であった選手でも普通のことになったのか。単にブンデスのバリューが低いのか。それともふたりのトッププレイヤーが現代表候補から一歩引いた位置にいるからなのか。はたまたJ開幕のバリューの方が大きいという正常な状況が生まれたのか。

ちなみに、フランクフルト対ボーフムは1−1のドロー。フランクフルトが攻め切れず、セットプレー時に集中力が切れた瞬間に失点。ホームで勝ち点2を失ったという展開だったとさ。

隅田川の橋を渡る

  • 2008.03.07 Friday
  • 09:25
そのシーンが好きでした。
ああ、羽海野チカさんの「3月のライオン」がおもしろすぎる。
元気になったわー。
しかし、これがあのアニマルに載っているのか。
だいぶ前に購読をやめてしまったけど、意表を突く連載決定だよなぁ。
と、改めて思う。

以上、なんということもないお話でした。
ずいぶんと昔になったけど、以前、羽海野さんにインタビューさせてもらった時の記事です。
ウォーカープラスさんより。

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