困る……

  • 2008.01.29 Tuesday
  • 10:16
ライター稼業なのにMacで仕事しているわけです。
理由は好きだからーー。って言いつつも困っていることがひとつ。

OS7〜9の時代は一太郎のバージョン5を使っておりました。
しぶとくしぶとく使っておりました。
ダメなところも含めて、あうんの呼吸。
でも、親友は年を取りすぎて先に引退しちゃったんです。
その間、システムソフトさんは一度もバージョンアップしてくれないままでした。
OSXになったら使えなくなりました。
(正確には大変使いにくくなりました)

そこで、一大決心をして次なるワープロソフトを買ったのです。
いくつか試してみて、お値段も手ごろでいい感じ!
と思ったのが、EGWORDでした。
今ではすっかり気心も知れて、あうんとまでいかないもののアイコンタクトぐらいはできる関係になったんです。
でも、そんな彼もまた、もうしばらくしたらさよならだよ……と言うのです。

エルゴソフト、パッケージ事業から撤退

困ったよ。行かないでよ。
Wrodは俺の日本語の使い方についてあーだこーだ言うし、のろのろしているから仲間になれそうもないんだよ……。

定番の質問

  • 2008.01.27 Sunday
  • 11:27
困った時というか、相手の人となりを知るキッカケが欲しいなと思った時によく使う質問。

日々を過ごしていて、ホッとする瞬間はどんな時ですか?

こりゃ、大金! と思う額はいくらですか?

自分が大人になったなぁと感じたエピソードを教えてください。

と、なぜか今日はインタビューの話です。他意はないっす。

たいていのインタビューは盛り上がっていても、いまいちでも時間に区切りがございます。山ほど聞きたいことがあっても、全部を聞くことはできないこともあるし、全部を聞いても時間が余ってしまう時もあれば、ひとつの質問からぐーっと広がって終わってしまうことも。

一応、時間配分を考えて話していきます。
そこで役立つ相棒がテープレコーダー。
「まだテレコなんですか?」
と言われることも多々ありますが、僕は断然、テレコ派です。
テレコ+90分テープ。当然、片面が45分。
だいたい1時間のインタビューの場合、45分+15分撮影が定番なので、テープの残量をちらっと見ながら進めるとちょうどいいというわけ。インタビュー中に時計をちらちら見るわけにはいきませんからね。
んで、かちゃっとテープが止まって裏返したら、最後の質問的な。

時に「じゃあ、そろそろ最後の質問で」と編集さんや広報の方から振られることがあるんですが、記事には十分足るぐらいお話を聞けていた場合、これが苦手なんです。最後ってことは最後です。話が広がりすぎても時間的に問題だし、ひと言で終わっちゃうようなことでもさみしいし、かといって宣伝的な話を改めて聞いてもつまんないし。よくある「読者へのメッセージを」なんつうヤツは聞かれて側になってみろって感じがするし……(笑)。

そんなわけで時々、「うーん、特にないです」と言って現場を引かせたり、「あとは撮影の合間にちょこちょこ聞かせてください」と交わしてみたり。もちろん、記事にするにはもう一歩って時は「最後」なんての知らぬふりして、広げていく努力を続けますが。

数王

  • 2008.01.25 Friday
  • 13:38
昨日は月イチの山田真哉さんインタビューでした。
BIGtomorrow連載企画の「数王」。5回目に突入です。
今回のお題の材料をずらりと並べ、90分。
ライター稼業の上でも役立つ話もあり、愉快な時間でした。
終わった時間がお昼時だったこともあり、山田さんに連れられて、編集さんとともにラーメン屋さんに。流れでご馳走になることになってしまい、申し訳ないやら。

お礼をかねて…(笑)。
2月15日、山田真哉さんの新刊『「食い逃げされてもバイトは雇うな」 なんて大間違い  禁じられた数字・下』が発売されます。上巻のタイトルをひっくり返すっていう大胆な作戦。山田さんのブログによると、ぎりぎりになって会議が燃え上がったようですが、無事、当初のアイデア通りのタイトルでゴーが出たとのこと。

と、まあ、僕のブログなんかでお知らせしなくても、ベストセラー確実なんですけどね(笑)。初版予定部数聞いただけでどびっくりでした。僕もがんばろう。

って、最近、そんな締めばっかり。

国立

  • 2008.01.24 Thursday
  • 21:07
オシムさんが見にくるとの新聞報道を読み、1月30日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦のチケットを確保。退院も間近とのこと。本当によかった。

しかし、キリンカップのチケットの取りやすさたるや00年ぐらいの感じである。
監督が替わり、メンバーの入れ替えもあり、それなりに注目すべきポイントの多い試合のはずだが、サッカーファンの関心をじわじわと集めても前売り完売という結果は出ないということか。まあ、思い立ったらすぐ取れるというのは性に合ってて、個人的には大変ありがたい。

26日のチリ戦でひと叩きして、30日が好ゲームになることを期待。
んで、自分が気兼ねなく試合を観られる状態になっていることも期待。
がんばれ、ラ。

増上寺

  • 2008.01.22 Tuesday
  • 14:08
月イチのテリー伊藤さんインタビュー日。
最近は午前中にお会いするパターンになりつつあり。
つまりは、朝から日テレの「スッキリ!」に出演されて、昼からのニッポン放送「のってけラジオ」の生放送が始まるまでの間なのです。さーっとクルマで乗りつけて、今日なんかも寒いのに「雑誌出る時は春っぽい雰囲気がいいじゃない」とかわいいジャケット姿で登場。
大門あたりからゆるゆる歩いて、増上寺へ。

じつは増上寺、クルマで前を通ることはあっても入ったのは初めて。
築地生まれでこの辺りは子供の頃か庭だったテリーさんがいろいろと教えてくれるのを聞きながら、お寺の中を少しだけ散策。広くていいとこだなーと思ったら、海外からの観光客のみなさんも何組か。僕らもヨーロッパ行くと教会行くし、アジアに行くと寺院に行くもんね。

インタビューは近くのお寿司屋さんで。
おかみさんのトークがかなりの切れ味で、テリーさんとのやりとりをニコニコしながら聞いてしまう……って、インタビューアー失格ですな。

そうだった

  • 2008.01.19 Saturday
  • 16:06
昨日、携帯小説家の方にインタビューをさせてもらった。
書籍化された作品を事前に読んだのだけれど、短期間の間に本当にいろんなことが起きるのだ。帯には実話をもとにした物語とあった。正直、ホントかなー。1を5ぐらいに広げて書いているんじゃない? と思いつつ、読了。

しかし、これは安全圏からの大きな勘違いであった。
実際は10を5ぐらいに整理して書いてあるとのこと。
現実はもっと悲惨なことがあったり、複雑な思いが絡み合っていて、そのすべて綴るのは難しかったのだという。

正直に言って、文章は稚拙だ。
短文が次々と繰り出される横組みの本を読むには慣れも必要だ。
それでも時折、おおっと感じる感情の起伏がごろりと転がっている。

まだ世界が今よりももっともっと狭かった頃、こんなふうに気持ちが動いたことがあったな、と。
狭い狭い世界の片隅から親指を使って広すぎる世界へ発信された小説は、狭い世界で今まさに悩んでいる子たちの心にフィットする。
それを外野がつまらぬプライドでぐちゃぐちゃと批判するのは的外れだ。

反省した。

ラ ひとり脳内会議

  • 2008.01.17 Thursday
  • 12:30
駅前の少年を観察する余力はあっても、生活全般への余裕がない今日この頃。
なんでだろうか……。書き出してみる。

レギュラーで楽しくやっている仕事
    +
新書ゴーストもの
    +
新書取材もの
    +
イレギュラーでやってきたアニメもの
    +
これまたイレギュラーでやってきた映画もの
    +
レギュラーでやっている細かい感じのもの
    +
打ち合わせなど

量というよりもそれぞれで使う部位が違うからではないかと推測。
しかし、ひとつに絞り込むのはまだまだ。
ようは気持ちの問題だね。

月末に向けてがんばろう。

あっ、なに? 社長。

社「ラがぶつぶつ言っておりますが、お仕事は随時お引き受けいたしますよ!」
広「ご用命はお気軽に」
社「ラが責任を持って働きます」

少年よ

  • 2008.01.16 Wednesday
  • 21:59
駅の階段の横にスウェット姿の丸坊主の少年が立っていた。
年の頃は12、13歳か。
きょろきょろしながらちょっとばっかり挙動が不審。
ちらちら横目見ながら歩いていたら、彼の左手がウエストのゴムの間からスウェットの中に伸びていることに気がついた。

一定のリズムで隆起するあそこらへん。
彼の視線の先にはなにがあるのやら。
きょろきょろ、しこしこ、きょろきょろ、しこしこ。

サウスポーの少年よ、ちんこは家でいじれ。





と言ってあげる勇気は持ち合わせていないのであった。

16の頃なんて漫画読んでただけだった

  • 2008.01.15 Tuesday
  • 11:26
なんだか最近、ちょっと油断すると更新が滞っている雑記でございます。

12日の土曜日は6代目携帯刑事、銭形海を演じている大政絢さんのインタビューでした。91年生まれの16歳(インタビュー記事が出る頃は17歳)の北海道出身。若いのにしっかりした受け答え&授かり物の美しい顔立ち。ほんの2年前まで北海道の小さな街で部活のテニスに燃えていた人が、モデルの仕事に女優業を平行して忙しい毎日を送っているってのはどんな気持ちなんだろうってところが一番聞きたかったお話。見事な答えが帰ってきたんですが、それは原稿に使うので内緒の方向で。来年の今ごろにはもうひとつ大きなブレイクぶりを見せていることでしょう。

と、まあ、最近、自分が30代半ばに達したことで年齢ダブルスコアみたいなインタビューもちょこちょこ出てきてます。すっかりあれですね。そのうち「最近、流行ってることってなに?」みたいなことを聞き出しそうな親戚のおっさん的気持ちになってますが、これはこれでおもろいかな、とも。

とはいえ、大政さんははきはきと話してくれる人だったのでよかったわけですが、寡黙な16歳青年とかだったら、どうしたらいいのだろうか。などと、ビールを飲みつつ瑣末な不安をぶつぶつと口にする週末。聞いてくれる人がいる幸せですな。

頭痛外来

  • 2008.01.10 Thursday
  • 13:46
あの人とは長いことお付き合いをさせてもらっています。
好きになったことは一度もないのだけれど、あの人は繰り返し繰り返しやってきては私を苦しめては去っていきます。
もう来ないで欲しい……。何度、そう願ったことでしょうか。
それでもあの人は瞳の奥や首筋の辺りからひたひたと近づいてくるんです。

と、4行書いて飽きました。
頭痛と長い付き合いなんです。
セデス飲んで我慢する。
を、もう10年ぐらい続けてきました。
が、8日辺りから痛みがひかず、昨日はぐわんぐわんしてきて、「血管でも切れた?」と不安になり、ネットで調べて頭痛外来のある脳神経クリニックに行ってきました。

診断の結果わかったこと。
片頭痛と緊張性頭痛の両方を兼ね備えていること。
首の骨が生まれつきまっすぐなこと。
緊張性頭痛は肩から首にかけての筋肉の張りから血流が悪くなり、じんわり頭痛がすること。
片頭痛は多くて月に1、2回。瞳の奥ががんがんする痛みの時。脳内の血管が開いてしまい、血流が多くなり過ぎて生じるとのこと。
で、2種類が同時にくると昨日みたいなありさまになる。

治療。
片頭痛の痛みを取り除くために血管を収縮させるイミグランという薬を使った。注射、錠剤などがあるのだけれど、昨日は即効性の高い(個人差はある)注射を受け、安静にすること20分。あんなにぐわんぐわんして、吐き気もしていた痛みがすーっと引いていった。天使を見たね(笑)。

痛みが和らいだところで問診。
緊張性頭痛の原因となる筋肉の緊張をほぐす薬剤が2種類処方された。
あとはストレッチ等々で対応するしかないみたい。骨の形は生まれつきだしね。
CTの結果、脳に異常はなし。脳年齢28歳ぐらいだよとのリップサービス? も頂戴し、ご機嫌。
また、市販の痛み止め系頭痛薬の連用は意味がない(片頭痛の痛みには効かないし、緊張性頭痛の原因を取り除く効果もない。また、連用は耐性を上げてしまうので肝心な時に鎮痛作用が効きにくくなる)のでやめなさいとのこと。

頭痛に悩む人は日本で840万人。
そのうち、片頭痛なのか、緊張性頭痛なのかを把握していない人も多く、専門医ではない場合、どちらか見抜けないケースも少ないとのこと。

サッカーで怪我をするようになって、整形外科とスポーツ整形のドクターの違いにも驚いたけど、頭痛の専門医の存在にもびっくりした。行ってみるとやっぱり説得力が違うのだ。ロキソニンでも処方されて終わりかな? と思っていたら、理屈を説明してくれるとは。そして、いざって時は駆け込んで注射……と思えば、心も安らか。

ネットで専門医が検索できるってのはいい時代だねー。

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