のんびりする駅前

  • 2007.06.29 Friday
  • 12:04
070629_1044~001.jpg
取材で奥沢へ。久しぶりにきたけど、駅前の噴水とハトたちは健在でした。ぬめりと暑いですなぁ。

発売中のSPA!にちょこっと書いてます。よろしければひとつ。

今日の空のような

  • 2007.06.26 Tuesday
  • 10:43
なんだか重たい体をずるずると引きずって恵比寿にて打ち合わせ。
その後、東武東上線のふじみ野というところで取材。
真摯に答えていただき、いい話を聞けたなーと調布へ帰る。
朝霞台で下りて武蔵野線に乗り換えて府中経由。
武蔵野線は乗る度にどこへ連れ去られてしまいそうな気持ちになる。
家の中が落ち着かない状況で気持ちがざわざわ。
距離の近い人とのコミュニケーションは難しい。
しかし、原稿の締め切りは確実に近づいている。

素通りだがや

  • 2007.06.22 Friday
  • 21:16
昨日は日帰り名古屋取材でした。
16時過ぎまで自宅で原稿を書き、18時40分に名古屋駅着。
改札で待ち合わせをしていたYさんにお会いして、近くのアジア料理&カフェへ。
初めて名古屋駅の西口側に出ました。逆サイドとは違ってかなり雑多な雰囲気。好きです、こういうの。と、きょろきょろしながら店に入り、取材をさせていただくこと約2時間。そのまま同じルートで駅に送ってもらい、あのビルの向こうは風俗街なんですよーなんて聞いて、好奇心をくすぐられながらもすぐに新幹線へ。0時前には調布へ帰り着き、テクノロジーってすげーなーとぶつぶつ。

軽くジョギングして、再び原稿を書いていたら限界が近づき、就寝。
なんだか1日があっという間に過ぎていくなー。

おかしいなぁ

  • 2007.06.21 Thursday
  • 02:28
吟味を重ねて買ってきたはずなのに泡が立たなかった。
パッケージをよく見たら、コンディショナーだった。
俺の短髪に必要なし。シャンプー買ったはずなのに……。
疲れてるのか。疲れてるのか?

知らない間に在上海日本国領事館の図書リストに進出していた。
なんか、小さな誤解が大きな間違いになってる……。
たしかにアニメムックの構成はしたけどさ。

毎回、楽しいわー

  • 2007.06.20 Wednesday
  • 22:17
昨日はニッポン放送近くにてラジオの生放送を終えたばかりのテリー伊藤さんにインタビュー。手術以来、「毎日、いいことばっかだよー」「いい人に見えるって言われるんだ」と高いテンションで撮影を盛り上げてくれる。編集S氏のお願いに応じて、有楽町の路上であんなポーズやこんなポーズを決めてくれるテリーさんに、近くのオフィスビルの守衛さんも満面の笑みで大喜び。周りが明るくなっていくのは気持ちいいっす。

その足でI社にお邪魔して秋に発売のムックの打ち合わせ。
みなさまのおかげで第2号が発売できることになりました!
今度はどんな企画をやりましょうかっていうざっくりとした話し合いをして帰宅。

あとはもうひたすら原稿書きですよ……。
さっき調布のパルコでベッカム印の香水を発見。レアルも優勝したし、これで俺もベッカムか? とバカなことを呟きつつ、一振りしてみたら、くさい。好みの問題とはいえ、なんか安い香り。うーむ。早く着替えよう。

うまく説明できない

  • 2007.06.19 Tuesday
  • 03:11
午前中、江古田にて取材。派遣に関するお話をうかがう。沼袋に続き、この街も暮らしやすそうだなーと駅前を眺める。インタビューを行った喫茶店もいい感じの店であった。取材後、乗ろうと思ったら電車が行ってしまったので「ちぇー」と上がり始めた階段を下りて、これまた駅前の細長いラーメン屋へ。昼飯、昼飯とメニューを眺めると、ラーメンが380円ですよ。ふーむ。ちゃんとおやじさん(「ありがとう」「いらっしゃい」以外は中国語オンリーだったけど)が鍋振ってる店なのに。興味津々で注文。出てきたのはややトンコツ系にんにく風味のラーメンだった。悪くない。店内の掲示に従ってトウバンジャン入れたら、思いの外、おいしくなった。

事務所でひどい録音状態のテープをなんとか聞き取り、テープ起こし。そろそろ愛用のテレコを買い替えなくちゃなのか。ボタンの位置や形がすっかり手に馴染んでいるのですごく残念だ。まったく同じものの新品が売っていればいいのに、消費社会はそういうふうにはできていない。と、大げさなふうに考えてみる。

夜は渋谷にてトークイベント「生きさせろ!」を見に行く。もやいの湯浅氏、首都圏青年ユニオンの河添氏、ガテン系連帯の池田氏、作家の雨宮処凛さん、POSSE代表の今野氏と、脱!貧困運動の中心メンバーがずらりと揃っていて、壮観。

「これ、共謀罪で捕まるんじゃない?」という雨宮さんのつかみとともに始まったイベントは、興味深い話の連続でした。しかし、もやいの湯浅さんの話法は圧倒的な説得力だ。難しい話なのにえらくわかりやすく、するーっと耳に入ってくる。感心。飄々とした池田氏の喋りも会場の笑いを誘っていた。パッと聞くと悲惨な状況を淡々とユーモラスに話せてしまうのは貴重な資質だと思うのだ。

終了後、初めて「懇談会」なるものに参加。POSSEの20代の方々の勢いあるトークに聞き入っているうちにいい時間になり、ひと足早く帰宅。おもしろかったのでもっといたかったのだが、原稿に後ろ髪を引かれてみた。同い年の高校の先生からいろいろと新鮮な話を聞かせてもらえたのも収穫だった。

しかし、初対面の人とお互いの仕事の話になった時、「フリーライターです」と名乗ると、物を作る仕事は大変ですね、不安定な仕事で大変ですね、物を書くって自分はできないのでうらやしいですね、ってな反応が返ってくることが多い。どの反応もうんうんと思う反面、しっくりはこない。やはり立ち位置というのは明確にしなければいけないのだろうか。基本は、やっていて嫌にならないという意味で幸運な仕事をして生活費を捻出して生きているだけなのだが。

肉、結婚、しょんぼり、肉

  • 2007.06.16 Saturday
  • 11:14
すごくうまい焼き肉を食おうではないか!
I氏からの魅力的な誘いに抗うことができず、事務所を出る。
向かった先は沼袋。駅から新青梅街道方面へ商店街をてくてく。
なんだか住みやすそうな街である。
挨拶を交わして立ち話。店先にイスを出して語らうみなさん。
きちんと地元。チェーン店の数は少なく、店は米屋、金物屋、豆腐屋……。
いいかもしれない。

途中でI氏と合流し、目的の店へ。
花田流焼肉 炭家。
いや、ほんと、もう、うまかった。
めくるめく肉ワールドを満喫。
しかし、そんな幸せの最中、悲しいニュースが届いた。
わざわざはメールでのお知らせありがとう、Rさん(泣)。
ずいぶん早い結婚だよ。あおいちゃん……。
ややしょんぼりした気持ちを、上カルビ(タレ)が慰めてくれました。
締めに頼んだ白ラーメンもまた。次に来たら絶対冷麺だ。
あと、牛タンの辛い煮込み、700円はぜひ。
驚くべきコストパフォーマンスだよ。

あっちもこっちも

  • 2007.06.14 Thursday
  • 12:39
朝からぼけーっと電車に乗って、東京の西側へ。
ガテン系連帯のみなさまにお話しをうかがう。みなさん夜勤明けとのこと。そんな状況で時間を取ってもらっているのに、こちらがぼーっとしているわけにはいきません。お疲れのところ、ホント、ありがとうございました。
昨日は午前中、POSSEさんにお邪魔し、夜は夜で別の方にインタビューをお願いし、毎日、毎日、働き方についての取材を続けている。もうホントにおかしなことばっかりですよ、仕事の現場って。

滞る更新

  • 2007.06.13 Wednesday
  • 09:46
ライター稼業を始めて14年。一定期間の中で抱えている書くべき原稿の量が未体験ゾーンへ突入しています。(なんてことを書くと発注してくださったみなさんが不安に襲われるわけですが、きっとなんとか……ってきっとかよ(笑))。

で、まあ、どうなっているかというと、夢見が悪い。小さなことでいらっとくる。カフェで昼からワインなんか飲んでる人を見ると呪詛の言葉が……ってもうやめておこう。

とにかくせっせと書きつつ、同時並行で取材を続けていけばいいのだ。
再来週は好きで始めたサッカーの大切な試合もあるし、公私共々6月はあっという間に過ぎていくね。と、先月も先々月も書いた気がする。夏はだらけた自由業者らしい日々にしたいなぁ(社が黙ってないだろうなー)。暑いし。

そんなわけで、更新がちまちまするかもしれません。
ほらさ、「ブログ書いている時間があるなら原稿書けよ」って幻聴が(笑)。取材先で写真撮ってアップする作戦でお茶を濁していく作戦がいいか。僕も、じゃあの、みたいな決めぜりふを考案したいもんだ。

いろいろと思い出して

  • 2007.06.09 Saturday
  • 00:02
ワッパー復活だーと、能天気なエントリーを上げていたら、子供の頃からお世話になった人が亡くなっていた。病状を聞いていたので驚きはなかった。現実感もなかった。けれども死を伝えるニュースはメディアにも流れていた。事務所のパソコンでぼんやりとその記事を読む。改めて偉い人だったのだなぁと感じながらも、うまく像が結べないままだった。

子供の頃、僕の母親と叔母は住み込みの家政婦をしていて、その仕事先はいわゆる文豪の家だった。大ヒット作で出版社のビルが建ったという逸話も残るその人は、僕が生まれた時にはなくなっていて、家の主人は残された奥様だった。ちょうど孫たちが大きくなり、手を離れた頃だったこともあるのだろう。家政婦の子供ってだけの僕をひ孫のようにかわいがってくれた。今思えば、編集者がハイヤーで取りにくる手書き原稿の隅っこに落書きなんかをしていたのだから、恐ろしい。

そして、その人の娘さんの旦那さんが先生だった。周りの大人が先生と呼んでいるから偉い人だと思っていた。しかも、この先生、子供だからと言って子供、子供した扱いをする人ではなかった。ぶっきらぼうで怖いなぁと感じていたのだが、正月休みなんかに人生ゲームやトランプ!(ああ、子供ってこえぇ)を一緒にやると本気になってくれるステキな人だった。

しばらくすると、先生はテレビのコマーシャルに登場した。普段はコーヒーなんか全然飲まないのになぁ……と思いながら、頻繁に放映されるそれを眺めていると、世の中ってなんかヘンなどと思ったものだ。

小4の頃、母が再婚し、僕はその家を離れた。それからはたまに遊びへ行く場所になり、高1の頃、奥様が亡くなると先生にお会いする機会もグッと減った。何度か舞台に立つ姿を見せてもらったことがある。先生のなにを見て、周りの人たちが先生と呼ぶのかを体感した。研鑽と才気と意欲。もう、じいちゃんと呼んでも差し支えない年齢(本人には絶対言えないけれど)だというのに、響き渡る声。あの体のどこからあの声が出ているのだろうか。人はひとつのことに注力すればある限界を超えるのだなと感じて、勇気をもらった。ついでに、確固たる本業があれば普段はだいぶ頑固でも許されるってことも。

小中高とお年玉をもらっていた。袋には筆文字でけんちゃんへと書いてあり、なにやらもらった方が誇らしげな気持ちになるお年玉だった。大人になってからは別荘を何泊分かお借りして旅行をさせてもらったこともある。また、ある時はその別荘に泊まらせてもらっているとふらりとゴルフの合間に現れて「邪魔しないから1泊させてくれよ」と笑い、初めてゆっくりお酒を飲んだこともあった。気に入っていると飲ませてくれたイタリアのリキュールは苦くすっきりしていた。

最後にお会いしたのは初春の頃。身近な人だけで行われた奥様の法事だった。なぜ僕が身近な人の中に入れてもらえているのかはよくわらず、それは長く働き続けた叔母のおかげだと思うのだが、その日は初めて先生をクルマの助手席に乗せて世田谷から巣鴨まで走った。道中、ぽつりぽつりと話をした。法事が終わった後、駐車場で僕がワールドカップに行った話を聞かれ、感想を伝えたら、「好きなことはやれるだけやれよ」と肩を叩かれた。思い返すとあれが最後に交わした会話になった。

友人でもないし、知人と言うにはおこがましいし、他人でもない。先輩でもなく、先生でもなく、どんな距離感だったのだろう。世間的な距離で言えば、限りなく遠い。けれど実感としての距離はすごく近い。たった33年しか生きていないけれど、何人かの人が亡くなっていった。身近に思っている人が亡くなった時ほど、どういうふうに立ち振る舞っていればいいのかわからない。驚くほど普通に自分の日常は続いていくのに、その人はもういないのだ。

そんなのって、なんて言ったらいい?

ご冥福をお祈りしています。

と言ったら、向こうから「そっとしておけよ」と言いそうな人だったのだ。
僕もだいぶ頑固でも許してもらえるようになれるよう好きなことをがんばります。

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