温かい師走だね
- 2004.11.29 Monday
- 15:50
にわかに年末進行の余波が見え隠れ。
来週再来週のことは考えないように過ごしております。
今日はシンガー・中村あゆみさんのインタビューです。
「翼の折れたエンジェル」はラジオのベストテン番組を録音したテープで何度も聞きました。小6だったなぁ……。そんな人にインタビューをするわけで、不思議な気持ち。
10年ぶりの本格始動。その心意気に触れたら気合いをもらえそうな予感がします。
来週再来週のことは考えないように過ごしております。
今日はシンガー・中村あゆみさんのインタビューです。
「翼の折れたエンジェル」はラジオのベストテン番組を録音したテープで何度も聞きました。小6だったなぁ……。そんな人にインタビューをするわけで、不思議な気持ち。
10年ぶりの本格始動。その心意気に触れたら気合いをもらえそうな予感がします。
連敗街道
- 2004.11.28 Sunday
- 22:42
入れるべき時に入れないと逆襲を喰らう。
幾度となく観戦している試合で見てきた光景だ。
それをカテゴリーの違いはあれ、自分たちで体感するってのは不愉快なもんだった。
60分のうち、40分以上の主導権を握っていた。
中盤の先端まではボールを運んでいける。
3枚フォワードがいるにもかかわらず、シュートが少ない。
最後は点が欲しくて上がったところでカウンター。
日曜の朝っぱらからグッタリでした。
幾度となく観戦している試合で見てきた光景だ。
それをカテゴリーの違いはあれ、自分たちで体感するってのは不愉快なもんだった。
60分のうち、40分以上の主導権を握っていた。
中盤の先端まではボールを運んでいける。
3枚フォワードがいるにもかかわらず、シュートが少ない。
最後は点が欲しくて上がったところでカウンター。
日曜の朝っぱらからグッタリでした。
満漢全席
- 2004.11.28 Sunday
- 01:12
ちゅ〜か、がぁーい。というわけで、クレイジーケンバンドを聴きながら第三京浜をとばしてきました中華街。賑々しくて、ワクワクしますな。空腹のままさ迷い歩き、編集Kさんに教えてもらった店は、待ち時間と値段で断念。結局、いつも行く裏路地にて台湾料理をいただきました。腸詰め&ビール。ホタテと葱のあんかけも美味でした。
気分転換
- 2004.11.25 Thursday
- 18:35
唐突に背景を変えてみました。冬も近づき、なんか白っぽくしようかなーと。で、下の唐突な原稿は、「ジャッピー!」という小さな小さな映画雑誌に書いている「暗闇から手を伸ばせ!」って連載からの転載です。なんか、気が向いたので載せてみました。また、今度、なんか引っ張りだしてこようと思ってます。
暗闇から手を伸ばせ!
- 2004.11.25 Thursday
- 01:25
毎朝10時半頃、目覚める。
すぐに機嫌の悪いパソコンの電源を入れる。
メールをチェックする。
広告とニュースのメールだけだと少し肩を落とす。
ブックマークを開き、毎日いくつかのサイトを巡回する。
サッカー、友人、その日のニュースに、ネットを騒がす噂話。
ひとしきり眺め終わると、顔を洗い、髭を剃り、寝癖を直す。
テレビをつけ、昼のどうでもいい番組を流しながら飯を食う。
書き仕事があれば、パソコンの前に戻り、キーボードを叩く。
行き詰まれば、部屋をうろうろする。
思い直してイスに座り、書くでもなく、ぼんやり頬杖をつく。
ソトシゴトがある日は家を出る。
駅までは歩いて15分、自転車でその半分、ひどい雨ならバス。
駅の売店で漫画雑誌を買い込む。
パラパラというよりも激しく集中して読みながら、目的地へ向かう。
露出の激しい女の子がいれば、チラチラと目を惹き付けられる。
挙動が不審な誰かがいれば観察し、他人の無駄話に聞き耳を立てる。
退屈することなんかほとんどなく、行くべき先へたどり着く。
インタビュー、打ち合わせ、資料探し、試写、顔合わせ。
どうでもいいような、とっても大切なような会話が飛び交う。
なにかを得たような、虚ろなだけだったような時間が過ぎていく。
日が暮れて腹が減る。
晩飯を味わい、夜はたいてい書き仕事。
毎日は毎日続いていく。
週末、僕はデートをする。
付き合って4年以上が過ぎた彼女に今も新鮮さを感じながら過ごす。
あちこちへ出かけ、たわいのない話をし、時に映画を見る。
日々、僕は酒を飲む。
ひとりだったり、彼女だったり、気の合う誰かだったり。
ビールやラムを流し込みながら、高揚していく気分を楽しく思う。
週末、僕はサッカーもする。
2年前から始めた初めての趣味らしい趣味は、恐ろしく魅力的だった。
青白かった肌はすっかり日に焼け、30歳の今、体は人生最高に筋肉質。
日々、僕は家族と過ごす。
やたらと多弁で必要以上に元気な叔母と、鬱を抱えて長い母。
時に楽しく、時に無言で、淡々とした時間をひとつ屋根の下で感じる。
週末、溜まった仕事に挑む。
仕事の電話もなく、書きモノはいつも以上にするすると進む。
集中が途切れるとテレビをつけ、サッカーを見る。
日々と週末。
また今週も日々と週末が決まった速度でやってくる。
フリーライター稼業で金を稼いでいる。
俳優、映画監督、漫画家、経営者、スポーツ選手、ミュージシャン。
日々を必死で暮らす人、まったりと過ごす人、大きな正義を背負う人。
何某評論家、アイドル、なんとかプロデューサー、医者、研究者。
無関心なポーズを貫く人、病を抱えて必死に生きる人、日常を大切にする人。
さまざまな立ち位置で生きる人々に話を聞く。
インタビューの内容を原稿にまとめて、原稿料をもらう。
放たれた言葉を拾い集めて金がもらえるハッピーな仕事。
もちろん、稼業の請負業務はそれだけじゃない。
時には映画を見て、私情を抑えたり、放ったりして短文を書く。
時にはどうでもいい商品にさも素晴らしいようなキャッチコピーを考える。
時にはネット社会の未来について考えを巡らせ、会議で思いつきを言葉にする。
得体の知れるような知れないような不安定でふわふわとした仕事。
稼いだ金で家賃や税金を払い、光熱費を賄い、それなりに暮らしている。
19歳から30歳、そんなふうに働いてきた。
きっとこの先も悩んだり、どうでもいいと思ったり、浮つきながら生きていく。
それはある日の平日だった。
渋谷の坂道の途中にある映画館で、「エレファント」を見た。
バッファローをデザインした黄色いTシャツを着た金髪の男の子。
メガネをかけたブサイクな上に不器用そうな女の子。
パワーバランスのコントロールに長けている格付け組の女子一団。
無邪気にマッチョさの正しさを信じている男子一団。
ポートレートを切り取り、暗室での作業をそこそこ愛するアートな学生。
好奇心と功名心に背中を押されて惨劇の中をうろつく艶やかな男。
酔っぱらってどうしようもないダメオヤジ。
いかにもな堅物っぷりを見せる校長。
彼らは生きている。
とにかくスローな描写の積み重ねがイヤってほどの生々しさを伝えた。
彼らは暮らしている。
退屈なぐらいのシーンの繰り返しが眠気を誘うほどの身近さを感じさせた。
彼らは続いていくと信じている。
ひどく深刻でも、むやみなハッピーさもなく、ただただ日々は繰り返す。
僕も僕らもきっと信じている。
そんな当たり前が寸断される。
天災でも自滅でも因果応報でもなく、ただなんとなく終わりがやってくる。
狂気と呼べる異常さがあったのか。
表面張力が弾けたほどの勢いもなく、するりとそれは実行に移される。
胸の奥のどこかが掻きむしられる。
世にも美しく、偽りの出口にもならない残酷なキスシーン。
彼らはきっと何も知らない。
ひどく酒を飲んだ後のぼんやりとした夜明けも恋もセックスもフェラチオも。
知っていたとして止まるだろうか。
それはわからない。
気づけば映画は終わっていた。
ガス・ヴァン・サントが周到に掘り進めた落とし穴。
ストンと落ち、焦点が定まらないまま映画館を出た。
渋谷の坂道にはなにも変わらず人々が行き交っていた。
暗闇から一歩踏み出した僕の今も大して変わっちゃいない。
映画は映画。
彼らに訪れた幕引きは、スクリーンの上の絵空事。
実際の事件がどうであろうと、海の向こうの単なるニュース。
それでも、僕の足取りはふらついていた。
坂を下り、駅から電車に乗ってどこかへ行かなければならない。
なんのための打ち合わせかわからないが、誰かが僕を待っている。
幸か不幸か帰る家があり、そこには一緒に暮らす人がいる。
小さな不満やストレスは他の誰かと同じように抱えている。
人には言えないような夢もある。
仲間を引き込み達成したい野望もある。
恋人に了解も取らずに夢想する日々もある。
僕は生き、彼らは別の選択肢を選んだ。
Y字に分かれた道がある。
右に行くか、左に進むか。
違いはそんな些細な瞬間に隠されている。
僕やあなたや誰かが選ぶ道が穏やかであるように。
雑踏を行き交う人を眺めながら、僕は誰彼なく無駄に祈った。
その行為は彼らが銃弾で表そうとしたなにかと奥底でつながっている。
偶然、生存、矛盾、保身、無頓着。
生きやすく生きることがどれだけ貴重か。
突きつけられた疑問はこの先も性根の奥で燻り続けるだろう。
今日と今日と明日と昨日。
答えはそうやすやすと見えてはこない。
すぐに機嫌の悪いパソコンの電源を入れる。
メールをチェックする。
広告とニュースのメールだけだと少し肩を落とす。
ブックマークを開き、毎日いくつかのサイトを巡回する。
サッカー、友人、その日のニュースに、ネットを騒がす噂話。
ひとしきり眺め終わると、顔を洗い、髭を剃り、寝癖を直す。
テレビをつけ、昼のどうでもいい番組を流しながら飯を食う。
書き仕事があれば、パソコンの前に戻り、キーボードを叩く。
行き詰まれば、部屋をうろうろする。
思い直してイスに座り、書くでもなく、ぼんやり頬杖をつく。
ソトシゴトがある日は家を出る。
駅までは歩いて15分、自転車でその半分、ひどい雨ならバス。
駅の売店で漫画雑誌を買い込む。
パラパラというよりも激しく集中して読みながら、目的地へ向かう。
露出の激しい女の子がいれば、チラチラと目を惹き付けられる。
挙動が不審な誰かがいれば観察し、他人の無駄話に聞き耳を立てる。
退屈することなんかほとんどなく、行くべき先へたどり着く。
インタビュー、打ち合わせ、資料探し、試写、顔合わせ。
どうでもいいような、とっても大切なような会話が飛び交う。
なにかを得たような、虚ろなだけだったような時間が過ぎていく。
日が暮れて腹が減る。
晩飯を味わい、夜はたいてい書き仕事。
毎日は毎日続いていく。
週末、僕はデートをする。
付き合って4年以上が過ぎた彼女に今も新鮮さを感じながら過ごす。
あちこちへ出かけ、たわいのない話をし、時に映画を見る。
日々、僕は酒を飲む。
ひとりだったり、彼女だったり、気の合う誰かだったり。
ビールやラムを流し込みながら、高揚していく気分を楽しく思う。
週末、僕はサッカーもする。
2年前から始めた初めての趣味らしい趣味は、恐ろしく魅力的だった。
青白かった肌はすっかり日に焼け、30歳の今、体は人生最高に筋肉質。
日々、僕は家族と過ごす。
やたらと多弁で必要以上に元気な叔母と、鬱を抱えて長い母。
時に楽しく、時に無言で、淡々とした時間をひとつ屋根の下で感じる。
週末、溜まった仕事に挑む。
仕事の電話もなく、書きモノはいつも以上にするすると進む。
集中が途切れるとテレビをつけ、サッカーを見る。
日々と週末。
また今週も日々と週末が決まった速度でやってくる。
フリーライター稼業で金を稼いでいる。
俳優、映画監督、漫画家、経営者、スポーツ選手、ミュージシャン。
日々を必死で暮らす人、まったりと過ごす人、大きな正義を背負う人。
何某評論家、アイドル、なんとかプロデューサー、医者、研究者。
無関心なポーズを貫く人、病を抱えて必死に生きる人、日常を大切にする人。
さまざまな立ち位置で生きる人々に話を聞く。
インタビューの内容を原稿にまとめて、原稿料をもらう。
放たれた言葉を拾い集めて金がもらえるハッピーな仕事。
もちろん、稼業の請負業務はそれだけじゃない。
時には映画を見て、私情を抑えたり、放ったりして短文を書く。
時にはどうでもいい商品にさも素晴らしいようなキャッチコピーを考える。
時にはネット社会の未来について考えを巡らせ、会議で思いつきを言葉にする。
得体の知れるような知れないような不安定でふわふわとした仕事。
稼いだ金で家賃や税金を払い、光熱費を賄い、それなりに暮らしている。
19歳から30歳、そんなふうに働いてきた。
きっとこの先も悩んだり、どうでもいいと思ったり、浮つきながら生きていく。
それはある日の平日だった。
渋谷の坂道の途中にある映画館で、「エレファント」を見た。
バッファローをデザインした黄色いTシャツを着た金髪の男の子。
メガネをかけたブサイクな上に不器用そうな女の子。
パワーバランスのコントロールに長けている格付け組の女子一団。
無邪気にマッチョさの正しさを信じている男子一団。
ポートレートを切り取り、暗室での作業をそこそこ愛するアートな学生。
好奇心と功名心に背中を押されて惨劇の中をうろつく艶やかな男。
酔っぱらってどうしようもないダメオヤジ。
いかにもな堅物っぷりを見せる校長。
彼らは生きている。
とにかくスローな描写の積み重ねがイヤってほどの生々しさを伝えた。
彼らは暮らしている。
退屈なぐらいのシーンの繰り返しが眠気を誘うほどの身近さを感じさせた。
彼らは続いていくと信じている。
ひどく深刻でも、むやみなハッピーさもなく、ただただ日々は繰り返す。
僕も僕らもきっと信じている。
そんな当たり前が寸断される。
天災でも自滅でも因果応報でもなく、ただなんとなく終わりがやってくる。
狂気と呼べる異常さがあったのか。
表面張力が弾けたほどの勢いもなく、するりとそれは実行に移される。
胸の奥のどこかが掻きむしられる。
世にも美しく、偽りの出口にもならない残酷なキスシーン。
彼らはきっと何も知らない。
ひどく酒を飲んだ後のぼんやりとした夜明けも恋もセックスもフェラチオも。
知っていたとして止まるだろうか。
それはわからない。
気づけば映画は終わっていた。
ガス・ヴァン・サントが周到に掘り進めた落とし穴。
ストンと落ち、焦点が定まらないまま映画館を出た。
渋谷の坂道にはなにも変わらず人々が行き交っていた。
暗闇から一歩踏み出した僕の今も大して変わっちゃいない。
映画は映画。
彼らに訪れた幕引きは、スクリーンの上の絵空事。
実際の事件がどうであろうと、海の向こうの単なるニュース。
それでも、僕の足取りはふらついていた。
坂を下り、駅から電車に乗ってどこかへ行かなければならない。
なんのための打ち合わせかわからないが、誰かが僕を待っている。
幸か不幸か帰る家があり、そこには一緒に暮らす人がいる。
小さな不満やストレスは他の誰かと同じように抱えている。
人には言えないような夢もある。
仲間を引き込み達成したい野望もある。
恋人に了解も取らずに夢想する日々もある。
僕は生き、彼らは別の選択肢を選んだ。
Y字に分かれた道がある。
右に行くか、左に進むか。
違いはそんな些細な瞬間に隠されている。
僕やあなたや誰かが選ぶ道が穏やかであるように。
雑踏を行き交う人を眺めながら、僕は誰彼なく無駄に祈った。
その行為は彼らが銃弾で表そうとしたなにかと奥底でつながっている。
偶然、生存、矛盾、保身、無頓着。
生きやすく生きることがどれだけ貴重か。
突きつけられた疑問はこの先も性根の奥で燻り続けるだろう。
今日と今日と明日と昨日。
答えはそうやすやすと見えてはこない。
蹴球のアイドルの行方
- 2004.11.22 Monday
- 13:27
先日、テレビ番組の韓流ブーム特集で、十数秒コメントが流れましたが、僕はね、流浪するゾノ(休止期間長すぎだよ)。前園真聖選手の動向が気になるわけですよ。同世代、無茶なテングっぷり、しかし、ピッチではしっかりと結果を出すプレーぶり。90年代中盤の若手スターはブラジル、ポルトガル、ギリシャと流れてベルマーレやヴェルディでプレーした後、03年に韓国へ。Kリーグにて03年シーズンは22試合出場アシスト4(微妙だ……)、そして今シーズンは仁川ユナイテッドへ移籍。新設のプロチーム。今度は主力かと思いきや、夏場まで出番は1試合のみ。7月以降、カップ戦で活躍したものの、今度はケガで1ヶ月半ほど離脱。なんかやっぱりツイてない。で、シーズン終盤、ようやくとリーグ戦に連続出場。でも、得点もアシストもナシのままっす。11月20日で全日程が終了したKリーグ。来季はどこへ行くのだろうか、マエゾノさん。横浜FCで城選手とコンビを組むってのは、どうかな……。俺は見に行くけどなぁ。
めでたい席で
- 2004.11.20 Saturday
- 21:48
披露宴はつつがなく進行し、乾杯だったり、キャンドルだったり、両親への挨拶だったり…。感動のシーンが展開しておりますよ。よきかな、よきかな。ご飯もうまいし。