シモネタです。たぶん
- 2009.06.10 Wednesday
- 18:36
馬場の駅側の喫茶店でライターのTさんとあーだこーだと話し合った後、資料を買いに書店へ。
新書コーナーで目的の1冊を手に取った後、新刊を眺めておりました。
溢れるばかりの新書のラインナップ。
各社出しまくりです。
そんななかでも異彩を放つのが、紫の表紙が目印のベスト新書。
とか書きながら、買ったことはないのですが。
AV女優さんを著者に立てた「ポリネシアン・セックス」やら「3000人斬り美女の昇天セックス作法」やら「小悪魔セックス」なんてタイトルを見ると、中二心が騒めきます。
が、立ち読みする一手が出ずにうろちょろしていると、50代半ばとおぼしき男性が平台の前に陣取り、むんずと紫の表紙の新書をつかむと熱心に読み込み始めました。
勇者じゃのう……と思いつつ、なにを立ち読み中かチラリ。
「枯れない男のセックステクニック」ですか。
そうですか、やる気衰えずですか。
10代、20代男子が淡泊を越えて、草食呼ばわりされるなか、団塊世代は一線に起っているのですね。
その顔のてかり、ごわっと生えた眉こそが男。
さらさらシート的なもので拭いたり、眉を調えたりしてっから精気が抜かれてくに違いない。
先輩はすごいっすね。
呟きながら横を通り抜け、レジに向かった午後でした。
ちなみに、ベスト新書はセックスばかりではなく、「いまこそ中村天風に学ぶ」「日本サッカー遺産」「日本人が忘れちゃいけないこの落語」等々、バラエティに富んだラインナップを誇っておりますことを補足しておきます。
というわけで、編集Mさん、今月の本のコーナーはベスト新書から1冊紹介しませんか?
(そんな提案はメールか電話でしろっつう話ですが)
うん。いい指摘だ。
そういや草食男子なんて言葉が出てくるずっと前からキミは草食代表みたいな風体だったね。
キミもごわっと生やしてみようか、ひげ。
緑はバジル? 豆ご飯じゃダメなのかな。
風体はねー(笑)。実際、ヒゲ、ごわっと生えないし。