70歳以上が総人口の2割に近づきつつある今日このごろ、いかがお過ごしですか?

  • 2018.05.28 Monday
  • 01:49
音楽なんか聞きながら夜更けのコンビニに行くと、そのまま延々散歩できそうな夜の続いている谷根千界隈。
いい具合で真っ暗な路地があって、夜風が気持ちよく。
猫好きの皆様におかれましては、よみせ通りの延命地蔵尊のところを右に曲がられると猫様たちの集会に遭遇できるかと思われます。

さてはて。
こちらはと言いますと、夜更けの小道を缶ビール片手に小さくはない不安颱風の接近と向き合っております。
うーん、困った。
ひたひたと迫ってくる介護的なものへ覚悟の決まらなさにおののいている今日このごろであります。
久しくうつうつエントリーを書いておりませんでしたが、どうやらうちのオカン、“いやー子育て楽しいーへへー”の日常では済ませてくれなそうです。
マジでやっかいだわ、これ。ふむ。
印象的にはかれこれ20年のうつうつモードへのお付き合いで辟易としておるわけですよ。
もう十分やった感のあるところからの、さらなる展開ですか。
まあ、ありますよね。うん。
とはいえ、人生、油断ならんですな、まったく。

頑固さに拍車がかかり、ケアマネさんと激突。
強い思い込みと発火する攻撃性。
うつ症状をベースにした幻聴的症状。
一方で近所のコンビニへ行くのが限界の身体的な衰え。
本人的なモヤモヤが充満しての意味合いの薄い119。
かかってくる電話としたり顔の担当内科医のうつ話。
知ってるがな、知ってるがな。
不安を緩和させてやってくれって、どうやって?
こちとら20代からそればっかやってますけどねぇ。
良くなりゃしませんよ。
水際でぎりぎりぱしゃぱしゃするに、どんだけの時間が吸い込まれていったことやら。
息子業より、父親業の比重がはるかに重くなった今、過重感は増すばかりですよ。
ねぇ。やれやれ。

というわけで、不安は書き出すと解消される、というメンタルテクニックを試してみました。

母の日ということで

  • 2016.05.09 Monday
  • 00:40
毎年、この時期になると各版元さんから電子書籍の売れ行きを明示した書類が届きます。
例えば、Kindleストアで何月に何冊売れた…ということが列記され、冊数に対応した支払い額が書かれています。
じつは紙の本の場合、どこの店で何冊売れたかなんてデータはライター(たぶん、作家さんや著者さん)のところにまったく届かず、もっと大雑把な部数の情報と、それに対応した支払いがなされるのが慣例です。
(もちろん、契約書はありますよ)

それが電子書籍の場合、はっきり見えます。
もう新刊でもない本を買ってくれた人が、何らかの理由で「これを買おう」とクリックしてくれたこと。
その実感がしっかりと伝わってきて、書類に書かれている数字以上のうれしさがあります。

特にすでに紙の本は在庫切れとなり、重版予定もない「ぼくのオカンがうつになった。」が昨年度も毎月ちょっとずつ売れていて、冊数にすると100にも届かない数ではありますが、まだ見ぬ読者さんに届いていると思うと、ほんわかしてきます。

でもって、そんなうちのオカンですが、久しぶりに入院しております。
うつの方は寛解とまではいかないものの、そこそこの揺れで安定していたのですが、年齢なりにあちゃこちゃあるようで。
息苦しくなって救急車呼んだって電話で言われたときは、久々の過呼吸じゃないの? 救急車呼ぶほど? ホントに? と疑念いっぱいだったんですが、検査してみたらいろいろあり、息子、少々反省しております。

ひとまず孫と公園で遊べるくらいには回復していただけたら…と願っているのですが。
大人しくお医者さんの言うことを聞いて治療していただきたいものです。
 

トレイン、トレイン、走っていくよー

  • 2013.07.19 Friday
  • 13:47
ずいぶん、改札の前の雰囲気、変わったわねー。
と、月に2回は通っている駅前を別の角度から見た感想をこぼすオカン。
前回のメンタルクリニックでの診察の後、オカンが「次回は電車で行ってみようか」と言い出しました。

電車で通院なんて、10年ぶりのことです。
これまで毎回、僕がクルマで送迎してきました。
正直しんどいです。
もしも、1人で行けるようになってくれたら、これはすごく助かります。
しかし、やる気の芽が摘まれぬうちに…と思う一方、途中で倒れたりしたら逆に面倒くさいなぁ…とも。
それでもまあ、1回試してみましょうか。
というわけで、電車での通院に付き添いました。

家の最寄り駅の改札での待ち合わせからして新鮮で。
京王線、小田急線と乗り継ぐ道々、オカンは終始キョロキョロしています。
どうも久々すぎて、いろいろもの珍しかったようです。
なんとかパスモでの自動改札機デビューも飾り、2度の乗り換えもこなし、汗をかきかき、クリニックの最寄り駅に到着。

さっそく主治医の先生に「今日は電車できたんですよ」と誇らしげに話しておりました。
帰りは乗り換え駅で、昼飯を食べ、最後の最後はスタミナ切れとなったものの、無事に帰宅。
その日はバタンキューでぐーすか寝たらしいですが、今のところリバウンドもなく、次はバスと電車を乗り継いでみると意欲的。

この元気、いつまで続くのか。どうなのか。

王様はロバの耳の穴、2013梅雨

  • 2013.06.07 Friday
  • 14:08
ビジネス書関係の取材をしていると、時々出てくる「サンクコスト」というキーワードがあります。すでに支払ってしまっていて取り戻すことのできない時間、労力、費用のことだそうで。取り戻せないですから、過去は忘れて先に進むのが合理的ってことですよ。

試験前に徹夜で一夜漬けしたのに、寝過ごして試験を受けられなかったとしたら、追試か次の試験に生かすしかないですし、長年の研究の末、世に送り出した新メニューが受け入れられない味だったら、PDCAな某で改善するしかありません。
もちろん、損した金や使った金は戻ってくるものでもないですからね。

そんなわけで、さっさと切り替えて次に行きましょう、と。
その方が結局、時間、労力、費用のロスは少ないですよ、と。
わかります。わかります。よーくわかりますったら、わかります。

でも、ですね。
僕らはサンクコストに縛られます。
時間もお金ももったいなかったじゃないかと思ってしまうのです。
あの時ああしていればなと振り返ってしまうのです。
できれば、費やした某かの代償を得たいと願うのです。

そんなこんなで、もっさりとした梅雨空のように気持ちが晴れません。
おかんとおばんが完全に仲違いし、一方が残り、一方が出て行きました。
よかれと思って費やした時間、労力、費用の末にやってきたのは、人は変わらないんだなぁという嘆息ばっかりです。
それは僕の勝手な希望ではあったのでしょうが、もっと早く見切りをつけて、あの時、あの場面で別の選択をしていたら、今の自分はどうなっていたのだろうと。
この15年はなんだったのだろうと思ってしまいます。

今年は不惑とやらに突入するのに、あそこのあの選択がそもそもの間違いだったのでは…なんて20代半ばのことを思い出し、夢で見てうなされるって、ホントもう、しょうもない。
しょうもないっつうのはわかっているのに、やめられない。
すーららった、すいすい。



オカンのうつはどうなるの?

  • 2013.01.25 Friday
  • 02:52
医学書院さんのWebマガジン「かんかん」にて、うつなオカンのお話の連載が始まりました。

タイトルは、


です。

声をかけていただいたのは、昨年の春だったのかなぁー。
ずいぶん時間がかかってしまいましたが、ついにスタート。
ひとまず隔週更新で進みます。

1回目の今回は、オカンのうつが発覚するまでのお話です。
あのころ、うつはまだポピュラーなものじゃなかったなー。
なんてことを思いながら書きました。
しかし、高校生だったボクは、よもや39歳になった今も月に2回の通院に付き合うこととなる未来なんて想像もしてなかっただろうな、と。
まあ、してませんでしたけど。

そんなオカンですが、最近はここ数年で最も活動的になっております。
行きつけの喫茶店なんかもできて、交友関係的なものも構築。
いいじゃんいいじゃんと思っていたら、同居のおばちゃんとは関係悪化。
息をつく暇を与えてくれない活躍っぷりは、正直しんどいっす。
まあまあ、これもあれもネタになる!
と思っていくためにも連載が続くようがんばります。

ちなみに、「ぼくのオカンがうつになった。」は現在、版元にも在庫なし。
連載の反響などで問い合わせがあれば、動きもあるかもなので、よろしくお願いします。
でも、ネットのサンプルでもけっこう読めちゃいます。
こういうの、どこのページを公開、どこを非公開って誰が決めてるんでしょうね。
謎。

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>

ブログペット

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい
問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい (JUGEMレビュー »)
山田 真哉
「DIME」連載時からお手伝いしていた公認会計士、山田真哉さんの新刊。会計はもちろん、数字の使いこなし方、消費税対策、老後も安心な資産設計など、盛りだくさんの内容です。

recommend

ぼくのオカンがうつになった。
ぼくのオカンがうつになった。 (JUGEMレビュー »)
佐口 賢作
うつ病によって、人が変わってしまったように思える親や家族とどう付き合えばいいのか?
動揺する気持ちを抱えているすべての人に、少しでも役立てばいいなと思い、この本を作りました。うつ病と向き合い、しんどさを感じている人に「俺だけじゃ、私だけじゃないんだ」とホッと一息ついてもらえたら、なによりです。

recommend

派遣のリアル (宝島SUGOI文庫)
派遣のリアル (宝島SUGOI文庫) (JUGEMレビュー »)
門倉 貴史
体験レポートなどを書いた「派遣のリアル」が宝島新書から宝島文庫に文庫化。表紙がコミック風になりました。昨日新宿西口のブックファーストに行ったら、かなり好位置にどーんと面出し展開されていて、びっくり。

recommend

病気だョ!全員集合―月乃光司対談集
病気だョ!全員集合―月乃光司対談集 (JUGEMレビュー »)
月乃 光司
編集N氏が暗躍してついに完成した「こわれ者の祭典」の月乃光司さんの初対談集です。大槻ケンジさん、手塚眞さんとの対談の取材・構成を担当しました。ニヤリと笑えて少しばっかり元気が出る良き本なので、どうかひとつよろしくお願いします。

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM