丁寧な1年になったらいいな、と

  • 2019.01.04 Friday
  • 09:53
あけましておめでとうございます。
昨年も大変お世話になりました。
おかげさまで、ライター稼業も27年目に突入します。

5歳と0歳の父ちゃん稼業、おかんの介護的な諸問題への対応など、年々仕事だけ、自分だけに使える時間は減りながらも、ありがたいことに注文は微増しており、ラフティング的なイメージで川の流れに乗っていきたいと願っております。

だからこそ、今年のテーマは「1つ1つ丁寧に」だなと。
ギュッとまとめてさばく能力は40代に入ってからこっち高まった(面の皮が厚くなっただけ?)気がしているので、ギュッとまとめてさばく間に「ぽんぽん」と形を整える一手間を大事にしていきたいと思います。
とはいえ、きちきちに思いつめるとしんどいので、心がける方向で。

今年もよろしくお引き立てのほど、お願いいたします。

平成って3月末まで続くんですね…。

脳内鼎談で行く年のふりかえり

  • 2018.12.27 Thursday
  • 18:03
◆今年はどんな1年でしたか? 昨日で年内の原稿も終わったということで、本日は脳内のお三方に来てもらいました。

ライター(ラ)「こんにちは。平成最後の年は、本当によく書いたね、うん。よく書いた」
総務(総)「よろしくお願いします。とにかく調整が大変でした」
父ちゃん(父)「どもども。毎日眠かったね」
総「夏に息子氏2号が誕生し、そこからはてんやわんやで気づけば年末でしたよ」
ラ「妻、育休に入るし、稼がねばーと思っていたところに、ぽんぽんっと依頼が重なって。どれも良さそうな案件で受けまくり、書いても書いても終わらないとボヤく展開に」
総「2ヶ月半の間に3冊の締め日が重なったときはどうなることかと思いましたよ。寝ても夢に見るという……。結局、締め切り延ばしてもらいましたよね。あれ、良くないですよ」
ラ「わかっているけどさ。体は1つ」
総「最近はAmazonで発売の2ヶ月前から予約が始まるの普通ですから」
ラ「あれ、ほんとドキドキするよね。まだ原稿にし終わってないけど……って胃腸にくる」
総「もっとヤキモキしているのは編集さんです」
ラ「だよねー」
父「とはいえ、家計は助かった。おかんの入院費もあったしね」
総「この度は梅雨から年末までですからね。約半年。長かったですね」
父「ね。孫2号が誕生も安定の何の手伝いもしてくれない状態…」
ラ「まあまあ。そのへん50代から一緒だから」
父「しかし、こっから介護的諸問題が本格化かと思うと…正直、もう病院からの急な電話には飽きましたー。どうしたって息子氏1号2号優先になりますわー」
総「それはね、じっくり考えましょう」
ラ「体は1つだからね」

◆インタビューで印象に残っているのは?

ラ「正直、1月にした取材のこととか、忘却の彼方…」
父「週プレの鈴木おさむさんの対談連載『この人だって父である』で、原田龍二さんに取材したでしょう」
ラ「そうだ!」
父「3つ上とは思えない完璧なスタイルでびっくりしましたー」
ラ「たしかに。かっこよかった!」
総「その後の竹本孝之さんもステキでしたよ」
ラ「そうだった!」
父「こちらも8つ年上とは信じられない色っぽさでしたよ」
ラ「魅せるプロと比べちゃいけないけど、一般のおっちゃんも体はある程度動かさないといけないよね」
総「割れてなくともぶよんとはしていないお腹を作りたいものですなぁ(遠い目)」
ラ「あとね、夏前に映画『コーヒーが冷めないうちに』のムックでインタビューさせてもらった健太郎さん」
父「取材の数日後、芸名を本名の伊藤健太郎とした健太郎さん」
ラ「あの子はね、売れるね。2020年には大スター」
総「どこから目線ですか。それ」
ラ「だってね、取材現場にいた人、全員5分で健太郎ファンになってたもん」
総「たしかに、ですね」
ラ「爽やか、素直、色っぽい、賢い。そのうえ、丁寧で礼儀正しいんだよ。インタビューアをやっていて、つくづく『神は二物を与えない』って教え、あれは例外多すぎ」
総「後半、僻みにしか聞こえなくなってきましたよ」
父「人間が小さいな。我ながら」
ラ「小さくていいんだよ。通俗だから、響くこともあるさー」

(続く)

 

その境地はどの境地

  • 2018.11.10 Saturday
  • 12:49

見城徹さんの本を読んでいたら、こんなくだりがありました。

「汗は自分できましょう。手柄は人にあげましょう」
竹下登さんの言葉だ。
そこに「そしてそれを忘れましょう」と付け加えた経営者がいることに衝撃を受けた。
「自分で汗をかき、それで得た結果を、自分のものにせず人に渡す」
ここまではなんとかできても、それを恩に着せず、きれいに忘れるのはなかなかなできることではない、と。

あれ俺詐欺の対極ですね。
あれ俺詐欺はしたくないけど、汗をかき、手柄を立てたら、人に自慢したいよなぁ。

 

月刊ビッグトゥモロウが次号(11月24日売)で休刊です

  • 2017.11.16 Thursday
  • 17:01

根津にも秋風が吹き始めた某日、めずらしく編集長から電話がありました。

着信の時点で、忘年会のお誘いには早過ぎるから、もしかして…と予感めいたものも働きました。

偉い人から久しぶりの電話はだいたいいい話じゃありませんからね。

 

19歳の終わり頃のある日、浅からぬ縁のKさんの紹介で初めて編集部に行き、その場で当時デスクだったYさんから「キミ、スーツ持っている?」「はい。入学式で着たヤツならあります」「そっかー。じゃあさ、明後日の取材、Hと一緒に行ってみてよ」「え?」「だって、ライターの仕事やってみたいんでしょ?」「はい」「じゃ、やってみない、と」と言われてから、25年。

毎月途切れることなく発注をもらい、ライターとして育ててもらい、ある時期からはライターとして支えていくぜと意気込んできたホームランド、月刊「BIGtomorrow」がついに休刊することになりました。

 

とにかく、さみしいです。

 

何か気の利いた思い出話を書こうと思ったんですが、思い出すシーンがいっぱいありますぎて脳内が混線しています。

 

最初の2年くらいはひたすら取材に行き、音声テープを書き起こすデータマンとして、特集のテーマに沿ってあちこちへ。

当時、時間を作って対応してくださった方々も「おいおい」と思ったことでしょう。

 

20歳がいかに取り繕ったところで、たかが知れています。

借り物のような似合わないスーツを着た若造が、ままならぬ敬語を使いながら、超弩級の初歩的質問を連発するんですから。

 

今も赤坂見附の駅から地上に出ると、東急エージェンシーでの取材を思い出します。

当時の副社長の書かれた本を読み、東急エージェンシーのなんたるかもよくわからないままアポ取り。

オフィスにたどり着き、秘書の方が対応してくださったところで、なにやらでかい会社に来てしまった……と焦る始末。

結果、学生なの? とおもしろがってもらえて(というか、おもしろがるしかないよね)なんとか取材にはなったものの、たまに思い返すと冷や汗ものです。

 

そんなこんなで決してクオリティが高かったとは言えないデータ原稿を持って編集部へ行くと、編集のYさんやHさんが赤入れ添削してくれて、「次回はこういうところをきちんと聞くように」と指摘してくれる贅沢な2年間。

データ原稿の原稿料をもらいながらのOJTです。

あれがなければ、確実に今はありません。

育ててくれる雑誌があったライターは幸せです。

 

何年かして、「サグチくんはさ、長くライターやっていくんだろう。じゃあ、ビッグ一誌に染まったらダメだよ。他の仕事、もっと増やしていかない、と。で、なんかいい企画持ってきてよ(笑)」と言ってくれたのは、編集長のMさんで。記名でインタビュー記事を載せてもらえるようになり、担当ページも増え、よしよしと思っていたところで「専属みたいになって、うちの仕事しかできない状態じゃ伸びないよ」というアドバイスですからね。

やっぱ育ててくれる雑誌があったライターは幸せです。

 

でも、いざ休刊となってしまうと、これといってお返しできることもなく。

思い出したときに思い出話をいくつか書いていこうと思います。

 

 

 

ゾロ目の年となりました

  • 2017.10.13 Friday
  • 02:22

今週末はぶらぶら街歩きが俄然楽しくなる、根津千駄木下町祭りです。

肉の腰塚さんが、店先にどんな出店を出すのか、毎年ワクワク。

いつぞやかのハムカツは激ウマでした。今年はなんだろう?

 

さてはて。気づけばもう10月ですね。

過日、誕生日を迎えて44歳になりました。ゾロ目です。

息子氏は「とっと4歳が2つだね。一緒だね」と祝ってくれました。

うーん、キミの年から40年の時が流れているのか。すごいね、そりゃ。

こっから始まる1年も大切にしていきたいところです。

 

しかしまあ、9月は本当にあっという間でした。

8月の末から始まった怒涛の13営業日連続インタビューが過ぎてみると、当然のごとく撮って出しの日々がやってきて、10月、11月に控えている書籍のこともじわじわプレッシャーに感じながら、ちぎっては投げ、ちぎっては投げしていたら、9月も終わりに。

取材でお会いした方々も何やら豪華で、鈴木おさむさん、Mr.マリックさん、野口健さん、森田正光さん、布袋寅泰さん、井上咲楽さん、大久保嘉人さん、DaiGoさん、板坂裕次郎さんと、どの現場も緊張しました。

 

途中には自分がインタビューを受けるというフレッシュな体験も挟まっていたんですが、もはや何を話したのか記憶は遠のいており、原稿をチェックさせていただくのが恐ろしいです。

 

10月は仕切りなおして、もう少し書籍シフトにと思っていたのですが、序盤はなぜかインタビューが続き、ようやく昨日あたりから外仕事がペースダウン。中盤から後半は引きこもりで原稿作成マシンと化していく所存であります。

というか、そうしないと追いつかない。でもこれって、5年前も10年前も同じことを書いているに違いない。

多少なりとも完成品の品質と完成までにかける時間の短縮によって、労働生産性が上がっていることを願いたいものです。

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< January 2019 >>

ブログペット

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい
問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい (JUGEMレビュー »)
山田 真哉
「DIME」連載時からお手伝いしていた公認会計士、山田真哉さんの新刊。会計はもちろん、数字の使いこなし方、消費税対策、老後も安心な資産設計など、盛りだくさんの内容です。

recommend

ぼくのオカンがうつになった。
ぼくのオカンがうつになった。 (JUGEMレビュー »)
佐口 賢作
うつ病によって、人が変わってしまったように思える親や家族とどう付き合えばいいのか?
動揺する気持ちを抱えているすべての人に、少しでも役立てばいいなと思い、この本を作りました。うつ病と向き合い、しんどさを感じている人に「俺だけじゃ、私だけじゃないんだ」とホッと一息ついてもらえたら、なによりです。

recommend

派遣のリアル (宝島SUGOI文庫)
派遣のリアル (宝島SUGOI文庫) (JUGEMレビュー »)
門倉 貴史
体験レポートなどを書いた「派遣のリアル」が宝島新書から宝島文庫に文庫化。表紙がコミック風になりました。昨日新宿西口のブックファーストに行ったら、かなり好位置にどーんと面出し展開されていて、びっくり。

recommend

病気だョ!全員集合―月乃光司対談集
病気だョ!全員集合―月乃光司対談集 (JUGEMレビュー »)
月乃 光司
編集N氏が暗躍してついに完成した「こわれ者の祭典」の月乃光司さんの初対談集です。大槻ケンジさん、手塚眞さんとの対談の取材・構成を担当しました。ニヤリと笑えて少しばっかり元気が出る良き本なので、どうかひとつよろしくお願いします。

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM