台風一過の衆議院議員会館

  • 2019.09.09 Monday
  • 10:08
台風一過。近所の古いブロック塀が風で倒れていました。
家に籠もっている分には平穏でしたが、強烈な台風だったんですね。

電車のダイヤも乱れていて、普段なら空いている時間帯の地下鉄もぎゅうぎゅうで。
ここんとこ引きこもり原稿デー続きだったのに、このタイミングで取材デーかーと思いつつ、衆議院議員会館へ。
大物政治家にぐいぐい迫る井上咲楽さんの対談ページのお手伝いです。
本日のゲストはまたビッグネームで。
始まる前はいつもドキドキしますね。

しかし、井上さんの対談スキルは回を追うごとに向上しており、おっさんライターはほぼ黙って見守るばかり。
人の成長を間近で感じられるのっていいですよね。
 

薄暗い路地に立つ高山善廣選手

  • 2019.03.26 Tuesday
  • 13:46
平成の半ばから終わりまで。
長らくある雑誌の看板となっているインタビューページを担当させてもらっていた。
豊富な撮り下ろしの写真とともに毎月5ページ。
担当編集者の努力で毎回、魅力的なインタビューイが登場した。

撮影するカメラマンのTさんは可能な限り、一風変わった背景にこだわっていた。
スタジオやホテルでのインタビューカットではなく、生活や日常が伝わる写真を短時間のうちにどうにか。
60分から90分の取材のうち、撮影に使えるのは移動込みで20分前後。
限界はある。

先日、テレビで病院のベットにいる高山善廣選手が映った。
衝撃とともに、インタビューさせてもらった日を思い出した。
赤坂見附の駅前。
カメラマンは雑居ビルと雑居ビルの間の薄暗い路地に高山善廣選手を誘い出した。
巨躯で路地に差し込んでいた光が遮られる。
ポーズの指示もなく、高山善廣選手は戸惑いながら薄暗い路地に、ぬっと立った。

あの立ち姿から感じた凄み。
路地から出てきて、こんなところで撮られたの初めてだよと浮かべた微苦笑。

ああ、高山善廣選手の立ち姿が見たい。
井上雅彦さんの漫画「リアル」で描かれたような復活を見たい。
欲深い外野の勝手な願いだけれど。

お仕事周り中心に箇条書きで書いてみました

  • 2018.01.24 Wednesday
  • 13:47
雪、すごかったですね。
根津も積もりました。
息子氏は人生初の雪だるまづくりに興じてハイテンションになった後、翌日には「まだ雪だるまあるかな」といそいそ見に行ったのに、なぜか「ぼーん」と頭の部分を落っことして破壊。
4歳児のテンションは謎です。
ちなみに、上るときと降りるときでは段数が変わると噂のおばけ階段のあたりは凍った雪が残っていて、ツルツルですのでお気をつけください。

・好調な滑り出し
昨年お手伝いして年明けに発売となった書籍が好調な滑り出しとのこと。時間をかけてテーマを固めていった分、読みたいと思ってもらえたのかも。うれしいかぎりであります。

・おっさんが3人集まってあーだこーだ
とある社命を帯びているおっさんと、その社命を果たすために必要な基礎知識を持ったおっさんと、2人を橋渡ししたおっさん(私)で、上野の喫茶店で2時間ほどあーだこーだ。どうなるともわからない企画について、雑念なく話す時間っていうのは贅沢ですね。一番好き。

・大雪の日に
とある書籍の打ち上げで著者さん、マネージャーさん、版元の偉い人、担当編集さんらと会食。見たことのない料理の数々をいただくも、店内は雪によるキャンセルが相次いだとかでがらがら。ゆったり過ごせました。ちなみに、フォーリンデブはっしーさんは、こんな日こそ予約の難しい名店にキャンセル出てませんか? と連絡して足を運ぼう的なつぶやきをされていて、さすがだなーと。

・辞典はおもしろい
仕事で使おうと思って辞典を何冊か買ったんですよ。そのうち「県別罵詈雑言辞典」(東京堂出版)がおもしろすぎて、原稿書く前に読み込んでしまい、役に立っているのやらどうやら(笑)。

ケンカの会話例<青森県 調査地点…弘前市を中心に>
「さしねじゃ。何が文句でもあるんだな?」
「おめも、誰さむがってしゃべってんだば」
「なに、やるってな」
「お、いづでも相手さなら」
「な、偉そうにすな。やってまるや」
「やにいもんだば、やってみなが。がほんじこの」
「なにあ、がほんじだってが。な、よぐもしゃべったもんだな」
「さしねじゃ」

ちなみに、「さしね」は「うるさい」で、「がほんじ」は「が」が強調で「ほんじ」が「バカ」的な意味だそうで、「がほんじ」で「この大馬鹿が」ってな感じらしいです。

・俳優の原田龍二さん
しばしお休みしていた、鈴木おさむさんの「週プレ」対談連載の「この人だって父である」のゲストに2児の父である原田龍二さんaka“丸腰刑事、変態仮面”が登場。圧倒的なスタイルの良さにカメラマンさんと「40代後半であのスタイルはすごすぎる」とつぶやきあいました。

インタビューが続くよ、どこまでもー

  • 2017.09.14 Thursday
  • 23:12

根津駅前の吉野家が閉店してしまい、地味に打撃を受けている今日このごろです。

さくっと昼飯を済ませたいとき、晩飯時を逃して根津駅に着いた後、居酒屋に行くは面倒で、でもビールをちょっと飲みながらお腹を満たしたいとき、オレンジ色の看板がとても心強かったのにー。

 

今、根津駅前の交差点から根津神社入口の信号までファーストフード店はゼロになりました。

いい感じの蕎麦屋さんとか、イタリアンとかのオープンもうれしいけどさ、立ち食いそばとか、大戸屋とか、1軒欲しいよ。

以上、どうでもいい根津情報でした。

 

ライター稼業は謎の繁忙期に突入しておりまして。

8月30日から本日14日まで、平日は毎日、雑誌か書籍かWeb媒体のインタビューないし、取材があるという音声データがパソコンの中に山盛りになっていく2週間でした。

 

しかも、1日に2本、3本重なる日がなんどかあって、資料読んで、現場に行って、“うう突っ込み切れなかった”“ああロックスターのオーラに呑まれた”“ええ次回の予定くれないのー”など、めくるめく毎日。

もはや30日や31日にどなたとお会いしたのか、思い出せません…。

記憶は遠のくのではなく、上書きされていくのです。

 

連投の最後となった本日は、タレントの井上咲楽さんの取材でした。

徳間書店の「月刊エンタメ」という雑誌で、「イノサク事件簿」なる連載をお手伝いしております。

 

で、今回から担当の編集さんが変わりました。 同世代のおっさんから、編集部一の若手で24歳? 25歳のよく働くねーさんです。

インタビューイのイノサクさんは17歳でしょう。

同行しているマネ−ジャーさんもたぶんお若いので、俺、超おっさんだなーと。

この貴重な座組を大切にしていきたいと思ったのでありました。

 

ちなみに、毎回イノサクさんのオススメ本についても聞いているんですが、今月の「生きるための選択」は07年に13歳で脱北したパク・ヨンミさんの自伝なんですが、まあ、心にぐさぐさ刺さる1冊でした。

北朝鮮からの中国、中国での過酷な2年を経て、モンゴル経由での韓国入り。

途中、北での生活実態を綴った描写がふんだんに入ってくるんですが、自分の暮らした00年代とのあまりの開きにページをめくる手が止められませんでした。

不満を爆発させる体力すら奪われる社会構造っていったいぜんたいです。

 

ってな話で盛り上がった取材を終え、山手線が止まったりのどきまぎを経て、父ちゃん疲れたばいって顔で保育園に到着。

最近、すっかり日本語スキルの上がった息子氏は「とっと遅い。みんなどんどん帰っちゃってさみしかったー」と抗議してきます。 「これでもぎりぎりがんばったんだよー。ビリじゃなかったじゃん」と弁解するも、「僕、怒ってるのー」と言いながら、パン食わせろ、串揚げ食わせろと食いしん坊なリクエストをじゃんじゃん繰り出してきます。

育ってやがんなー。めんどくせーなー。

でも、おもろいなーと。

あんたらにワンチャンなんかありゃしないから!

  • 2016.06.15 Wednesday
  • 12:28

発売中の「SPA!」の特集「生涯未婚かもしれない!? 密着ドキュメント」を少々お手伝いしました。
男性学がご専門の社会学者で「40男はなぜ嫌われるか」などの著書がある田中俊之さんのインタビューを担当。

記事中は特集に沿った未婚、既婚の話題に終始しておりますが、取材時はもう「それ、めちゃくちゃ刺さります」という話が山盛りで。ほぼ同世代で、ちびっこの子育て中で、昼日中から男1人、私服でぶらぶらする所在なさ問題を抱え、初めてお会いしたのに共感することばっかりでした。

詳しくはぜひ、「男がつらいよ」も合わせ、田中さんの著作を読んでいただければと思うのですが、まあ、40代男の心の片隅に存在している肥大化した自尊心が「そんなものこの先は邪魔なだけ」とざくざく斬り捨てられ、哀しくなってまいります。

例えばですね、40になろうが50になろうが、野郎はバカなので若い女の人にモテたいと思っています。
そして、モテの可能性は常にゼロではないと信じています。
現に今号の「SPA!」も40代男たちの不安を煽る特集の一方で、「出会いからゴールまで1万円以下! 激安SEX革命」なる記事もしっかり組んでいます。

モテたい。同世代でもいいけど、できれば若い女の人にもモテたいんだよ。
俺にだってまだワンチャンあるはずだ! と。

こう書いていて、半笑いになるわけですが、僕自身、どっかそう思ってます。
思ってますとも。
でもね、田中さん、自ら先に身を切った上で、こんなエピソードを明かしてくれました。

某女子大で教壇に立った際、女子大生たちに「40代の男と恋愛は可能か?」と聞いたそうです。
しかも、彼女たちはやさしいから気を使って「あり」と言ってくれる。
その気遣いを取っ払って、答えてくれ、とアンケートを取ったのです。

結果として出たのは、「大沢たかおだったら合格」であり、「西島秀俊なら合格」だったそう。

むむむ、と思うこちらに田中さんはもう一太刀浴びせてきました。

「合格ですから。首席じゃないんですよ」と。
つまりは、勘違いも甚だしい、という話です。
それでも大したことは何も成し遂げられていない40代の男たちは、若い女との恋愛に一発逆転の達成感を得ようと思ってしまう。
もう本当に胸が苦しい話なのです。

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